監督:大森立嗣
出演:瑛太 / 松田龍平 / 高良健吾 / 真木よう子 / 本上まなみ / 奈良岡朋子 / 新井浩文 / 三浦誠己 / 古川雄輝 / 横山幸汰 / 岩崎未来 / 水澤紳吾 / 大西信満 / 原田麻由 / 宇野祥平 / 市川実和子 / 伊佐山ひろ子 / 麿赤兒岡 / 松尾スズキ / 大森南朋 / 岸部一徳 / 永瀬正敏
まほろ駅前で便利屋をやっている多田と行天
ある日、行天の元妻から子供をあずかってほしいと頼まれ・・・
間にTVドラマ版をはさんでるので、久しぶりな感じはしないけど前作の公開はけっこう前になるんですね
相変わらずのゆるいながらも危ういコンビっぷりを堪能させてもらいました
しょうじき話の流れじたいは予告をみて分かるくらいのものだけど、多田便利軒シリーズとしてはちょっとだけ踏み込んだ内容でした
子供が苦手な行天、その上にあずかるのは行天の元妻の子という事態に打ち明けられず悩む多田
一方で多田たちと因縁浅からぬヤクザは、元宗教団体の野菜栽培でやっかいごとを抱えていた
というふたつの話の流れが一本につながっていく感じの内容
多田たちが子供をあずかるうんぬんで、どんだけ話を盛り上げるんだと思わせつつ、けっこう観てて飽きることがないから困らない
「子供」をキーワードにして過去にそれぞれ問題を抱える多田と行天、ふたりの過去がかいまみえるという点でもシリーズの核となる部分をちょっと描いてる感じですね
大の大人が無邪気な子供に振り回される、というよりいい大人がやっと子供と向き合うというのも安直すぎることなくていい
ただ、やっぱりそれはシリーズとしてみればの話で、冷静にストーリーだけを追えばちょっと物足りない
さらにツッコミどころも多く、シリアスな場面でも「いやいや」と冷めてしまう部分も
どこか距離感のはかり方がぎくしゃくしてる多田と行天、そんなコンビに映画でまたあえたのが嬉しい、そんなシリーズファン向けな一本でした
個人的評価:70点
オススメ度:バスジャックからの展開がツッコミどころ多すぎてじゃっかんひどいわな
まほろ駅前狂騒曲 予告
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