監督:アントワン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン / マートン・ソーカス / クロエ・グレース・モレッツ / デビッド・ハーバー / ビル・プルマン / メリッサ・レオ
ホームセンターで働くマッコールは深夜のダイナーである少女と出会う
その少女の抱えたトラブルを知るうちに、彼は悪をみすごせなくなり・・・
19秒でなんでも解決!みたいな特殊能力っぽいものをもった主人公が暴れるアクションです、ってな作品イメージを予告からうけたけどぜんぜん違うじゃないの
実際はそんなイメージとは真逆の内容で、あえてそういう思いこみをさせるために予告を作ったんじゃないかと疑うレベル
とりあえず派手なアクションで悪と戦うヒーロー(ダークヒーロー)ものを期待してると裏切られますね
昼はホームセンターで働く普通のおっさんな主人公が、出会った少女とロシアンマフィアとつながりのある男たちとトラブルにひとはだ脱ぐ、っていうような流れ
ありがちなつかみのアクションはなく、少女との出会い、組織とのトラブル、という話をいたって普通に淡々と描いていきます
ただ主人公の存在が普通のおっさんながら、どこか陰がある部分がちらつくので、派手さはかけるが退屈はしない
しょうじき個人的に「なんなんだろうな、この映画」と特にこれといった見所のなさに困惑したけど、それも鑑賞後には「これでよかった」とその地味さを楽しめた
なんでもない男がなんでもない顔をして悪と対していく様がじょじょにおもしろくなってくるんですよね
いったい主人公は何者なのか、なんでここまでの行動をするのか、そもそもこの映画ってなんなんだ、という問いこそ野暮ってもんなのかもしれん
主人公の戦いの果ての結末、そのためにここまでやらなくちゃらならかったのか、と不思議な満足感が得られた一本でした
個人的評価:80点
オススメ度:ホームセンターは危険物でいっぱいだな
イコライザー 予告
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