監督:山崎貴
出演:染谷将太 / 深津絵里 / 阿部サダヲ / 橋本愛 / 東出昌大 / 大森南朋 / 北村一輝 / ピエール瀧 / 新井浩文 / 國村隼 / 余貴美子 / 浅野忠信
謎の寄生生物に右腕を乗っ取られた高校生の泉新一
同じ頃、日本各地で脳を乗っ取られ、人間を喰い殺す事件が頻発しだすのだった
かの有名傑作マンガの実写映画化・・・とか言いつつ、いつものように原作は未読というね
世代的にはおもいっきり寄生獣を読んでておかしくはないんだけど、なんだかんだで当時はスルーして現在にいたってしまいました
逆に考えれば変な思い入れがないだけ映画そのものを楽しめる、という方向性で鑑賞
いくら思い入れがないとはいえ、ちょっと気がかりだった阿部サダヲの声
しかし実際に作品を観てみると、最初こそちょっと変な感じだったけどすぐに慣れましたね
それよりもがっかりしたのは染谷将太の扱い
個人的に彼の変幻自在な演技にすごい魅力を感じているんですが、この作品では普通すぎるキャラ表現と撮り方で残念
内容も「こんな話です」とストーリーを展開していく部分では興味は持続していて楽しめるんですが、どうにも盛り上がりが散発的な気がしないでもない
いくつか盛り上がるべき展開なシーンがあるんですが、どれも高ぶりきらないうちに次の流れに移っていっちゃってる感じ
そつなく話を描いてはいるし、冷静に観ればひとつひとつのシーンの表現は丁寧に描いていると思う
でも、なんともインパクトがないっていうか、ここが最高に良かったという場面が思い浮かばない
まあ、アレだいつもの「20世紀少年」とか「カイジ」のノリと同じ一時だけ盛り上げて売り抜けばOKみたいな方向性の作品っぽい印象
どうせ完結編の公開にあわせてTVで放送されるだろうし、それを待ってもいいかもしれません
個人的評価:70点
オススメ度:思った以上に寄生された人間の戦闘方法にバリエーションないのね
寄生獣 予告
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