2014年11月3日月曜日

25 NIJYU-GO (2014/日)

監督:鹿島勤
出演:哀川翔 / 寺島進 / 温水洋一 / 高岡早紀 / 笹野高史 / 小沢仁志 / 波岡一喜 / 嶋田久作 / 鈴木砂羽 / 竹中直人 / 石橋蓮司 / 大杉漣 / 木村祐一 / 袴田吉彦 / 岩佐真悠子 / 初音映莉子 / 井上正大 / 中村昌也 / 木下隆行 / 本宮泰風 / 金子昇 / 工藤俊作 / 小沢和義 / 菅田俊 / ブラザートム

相棒の日影と組んでいる悪徳刑事の桜井は、250万の金を返済しなくてはならくなる
そこへ巨額横領事件をおこしヤクザにかくまわれていた九十九と出会い・・・

言うほどVシネは観ていないけど、25周年記念作品で25にちなんだ数字を無理矢理あてこんだ、なんともイメージとしてVシネっぽい作りが楽しめました
「アウトレイジ」とかそういった作品とは違い、雑で頭の悪い(ほめ言葉)娯楽映画として王道かつ堅実な感じ
ホントに肩の力を抜きまくって酒をあおりながらソファに体をうずめて観るのが正しいスタイルかもしれんね
つまり劇場に足を運ぶ価値があるかは微妙

内容はバイオレンスアクションの王道で、ご都合主義に合わせて描かれる部分をつっこまないで楽しむ心が必要です
悪徳刑事にヤクザに殺し屋、狂言回しに麻取にアジアマフィア、クセのある女どもと警察の人間・・・ごくごくありがちな相関図のもとにそれぞれ25億ゲットのために敵対しあう、と
そんな中で悪徳ではあるけど超最低ラインの男気のある主人公の桜井が素敵ですね

他の登場人物たちも存在感ありまくりで、性悪なクズどもの狂演が楽しい
25周年だからって変な気負いがなく、豪華なメンツをそろえながらもチープさがあふれでる作風は潔いと言わざるえない
このキャラを生かしておけば安易に続編を量産できるのに、っていう部分を切り捨ててそれなりな決着をつけるのも個人的に好印象でした

まあ、でもこれでもかってくらいなB級映画なんで、本格的なバイオレンスアクションを期待していると、刑事ドラマレベルの銃撃戦にガッカリするかもね

個人的評価:75点
オススメ度:はじめて「やったか?」の成功例をみたかも




25 NIJYU-GO 予告

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