2015年6月3日水曜日

メイズ・ランナー (2014/米)

監督:ウェス・ボール
出演:ディラン・オブライエン / カヤ・スコデラーリオ / アムル・アミーン / トーマス・ブロディ=サングスター / キー・ホン・リー / ウィル・ポールター / パトリシア・クラークソン / ブレイク・クーパー / デクスター・ダーデン / クリス・シェフィールド / ジェイコブ・ラティモア / ジョー・アドラー / カール・グリーン / ランドール・D・カニンガム / アレクサンダー・フローレス

記憶を失い、訳も分からないままに壁に囲まれた場所へ送り込まれた男
そこでは同じ境遇の男たちが生活しており、壁の向こうにはこの場からの脱出の謎が隠されているだろう迷宮が広がっているのだった

三部作っていうふれこみから、完結編を待っていっきに観ようかとも思ったけど鑑賞することにしました
思ってたより話が進んだとこで終わった感じで、続編ありきにしては訳がわからなすぎることなくスッキリ観終えることができました
それでもやるならあまり間をおかずに公開してくれないと、しょうじき次も劇場へ足を運ぶかは微妙かもしれん

あるていどのルールのもとで迷宮探索をするみんなをよそに、新入り主人公は自分をつらぬいてひっかき回す
それが時に良い方向へ、時に悪い方向へ転がりつつ状況は停滞から確実に流れはじめる、みたいな話
なんか色々と独自の生活っぷりを、新入り主人公目線で説明する感じは分かりやすくていいですね
まあ、せっかく説明してくれてあれだけど、展開が早すぎて閉鎖世界を楽しむ暇もなかったですが

うだうだといつまでも迷宮の謎の核心へ足を踏み出さないのも苛つくだろうけど、もうちょい日々の暮らしの中での仲間どうしの醜い争いを観ていたかったかも
足早に話は展開していくのはスリリングでいいけど、どうしてもちょっと軽い印象をうけてしまう気がしないでもない
せっかく女の子をテコ入れしたんだから、性的な意味でのいざこざくらいあってもよろしかろうに

迷宮を探索しているどきどき感や、謎を解くミステリアス感が思ったより薄く、なんかひたすら走って逃げて戦って、とアクション要素が強い
謎の部分は頭が混乱するほど難解じゃなさそうなので、そういう意味では続編を観た時に話についていきやすいかも
ちょっとした謎がある娯楽アクション映画として、だらっと鑑賞できた一本でした

個人的評価:75点
オススメ度:ほら、野郎ばかりで囲われた世界で、何年も過ごしてれば、いろいろとあるんじゃないの?




メイズ・ランナー 予告

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