監督:黄瀬和哉
出演:坂本真綾 / 塾一久 / 松田健一郎 / 新垣樽助 / 咲野俊介 / 中國卓郎 / 上田燿司 / 中井和哉 / 沢城みゆき / 野島健児 / 浅野まゆみ / 潘めぐみ / 麦人 / 宮内敦士 / NAOTO
大使館占拠事件を対処すべく、草薙素子ひきいる部隊に声がかかる
事件は問題なく解決するかと思われたが・・・
ARISEは観てないですが、それほど声優さん関係では違和感はなかった
それより鑑賞するまで気にしてなかったんだけど、この新劇場版ってARISEを受けての延長線上のエピソードなのかな、そうでもないのかな
まあ、とりあえず尺の中にぎゅぎゅっと情報が濃縮されまくってて、しかも最小限の説明しかなされないために、ちょっとでも話から気がそれると、もうついていけない感じなのが疲れる
色々と事件がおこって捜査するうちに、なんやかんやで素子の過去や、公安9課のはじまりみたいな流れになる感じ
とにもかくにもセリフによる情報量が観ててめんどくさくなるレベルで、しかも息抜きタイムもわずかしかない
攻殻という看板をしょった意気込みで力入ってるのは分かるけど、しょうじき結果的にゴチャゴチャしてる印象が一番強く残った
アクションシーンや二転三転する捜査状況、素子の過去や義体関連の将来性など見応えはじゅうぶん
だけど、やっぱり観てて「ちょ、ちょっと休ませて。頭クールダウンさせて」と、かしこさが足りない自分としては言いたくなる
あと、ひとつひとつのシーンだけ切り抜いてみれば、かっこよくて見栄えもするんだけど、鑑賞後に振り返ってみれば特に何も残らない変な印象の薄さもありますね
けしてつまらない作品ではないと思うんだけど、映像的、物語的革新みたいな目新しさはない
分割してテレビ放映でもすれば「こういう攻殻もいいかもね」とワンランク上の評価になったかもしれん
個人的評価:75点
オススメ度:パーツ呼ばわりから絆を深めるシンプル前日談じゃなかったのはよかったけど
攻殻機動隊 新劇場版 予告
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