2009年12月11日金曜日

マインドハンター (2004/米)

監督:レニー・ハーリン
出演:LL・クール・J / ジョニー・リー・ミラー / キャスリン・モリス / ヴァル・キルマー / クリスチャン・スレーター / パトリシア・ベラスケス / クリフトン・コリンズJr. / アイオン・ベイリー / ウィル・ケンプ


FBI心理分析官、その候補生たちが最終試験として連れてこられた離れ小島
単なる試験かと思われたのも束の間、本物の殺人事件が発生する

はい、予定通り「サンシャイン・クリーニング」を観にいこうと思ったら外は雨で、しかも夕方までコタツで爆睡して上映時間をオーバー、という寝てただけの無駄に休みを浪費してしまった昨今、みなさまいかがおすごしでしょうか
こんな大人になっちゃいけねえぜ、坊主ども
それにともなって(?)めっきりやる気ゲージが減衰してるわけですが、ならトロステでやってた「センコロール」のDVDも買ったまま積んでるんで、これもいちお映画じゃね?って感じで観ようかと思ったんですが…
いや、まあ、せっかくだから(?)もっと積みタワーの下層から引っ張り出してきたこの作品を視聴
前置きが長い

で、この映画、なんというか一言でいえば「よくある連続殺人サスペンス」ですね
単なる試験かと思ってたら実際に人が死んで、しかも殺人予告通りにものごとが進んでいく
いったい犯人は誰なのか?目的は?次はどうやって人が死んでいくだ?というのを楽しむ、マジで典型的なサスペンスホラー
どうせこうなるんだろ、おまえが犯人じゃないんだろ、次に死ぬのはおまえか、などと思ったことは100%その通りになる隙のない設計

そんなよくある展開ではあるんですが、地味さの中にも作りは丁寧なので完全なるB級にまでは落ちてない
かといってA級にはなれない、一般の人にも楽しめる良作B級映画ですね
犯人は最後の最後まで分からないし、かなりテンポよく話は進むんでまったくダレません
とはいえ、これ犯人を推理するような作品じゃなく、流されるままに楽しむのが一番な内容
観てる間は楽しいけど、後にはなんにも残らない、一ヶ月後にはタイトル見ただけじゃどんな内容か思い出せないレベルの娯楽特化映画
これこそヒマでヒマでしょうがない時に観るのにオススメできるナイス作品ですね

気になる点もけっこうあることはあるんですが、そんなのどうでもいいといえなくもない
分析官たちが主人公なのに、あんまり分析してないね…とか
犯人と上司の関係がよく分からないね…とか
ぶっちゃけ頭脳戦というより、パワープレイだよね…とか
そんなのどうでも、いい…よね?

そんなこんなで、どうでしょうこれからむかえる冬休みとお正月、あんまりガチで集中して観る映画よりだら~っと観たい作品をお探しのあなたに最適かと思われますよ
じゃっかんグロイですが

個人的評価:70点
オススメ度:家に帰るまでがお仕事です




マインドハンター 予告

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