監督:デヴィッド・スレイド
出演:クリステン・スチュワート / ロバート・パティンソン / テイラー・ロートナー / アシュリー・グリーン / ジャクソン・ラスボーン / ケラン・ラッツ / ピーター・ファシネリ / ニッキー・リード / エリザベス・リーサー / ダコタ・ファニング / ブライス・ダラス・ハワード / ジョデル・フェルランド / ブロンソン・ペルティア / キオワ・ゴードン / ポール・ジャレット / ブーブー・スチュワート / ジュリア・ジョーンズ / タイソン・ハウスマン / アレックス・メラズ / チェイスク・スペンサー / チャーリー・ビューリー / キャメロン・ブライト / ダニエル・カドモア
ヴァンパイアの恋人エドワードに求婚されたベラ
人狼族のジェイコブとの関係に悩みは尽きないが、ベラに新たな魔の手が迫りつつあるのだった
そんなわけでシリーズ3作目ですが、前作の「ニュームーン」が微妙に中途半端なデキだったのがよくわかります
前作と今作でひとつのエピソードみたいな形になってるんですね
前作でなんのために出てきたのか意味不明な出番があったヴィクトリアさん関連もきちんと消化してますし、いちおベラの決意的なものも答えは出てます
次回作の予告みたいなものもなかったんで、これで映画としては終わりなんですかね
完全に風呂敷はたためてないにしても、それなりに完結はしてるんで
人を襲わないエドワードたちカレン一族、ベラの特殊な血に引き寄せられる人を襲う吸血鬼たち、吸血鬼と敵対関係にあるジェイコブたち人狼族、吸血鬼たちが目立つことをしないように監視するヴォルトゥーリたち
そんな中でベラをめぐって牽制しあうエドワードとジェイコブ、だけど世間では人を襲う吸血鬼たちが突如として増え群れてきている
このままではヴォルトゥーリが介入してきてしまい、そうなるとエドワードに命じられた「ベラを吸血鬼にする」という指示がいまだになされていないとバレちゃうじゃん、あらたいへん
みたいな話ですね
とりあえず前作でうざさマックスだったジェイコブがけっこう株を上げ、さらにエドワードも好感度アップ
かわりに個人的にだけどベラの印象が悪くなりましたね
ジェイコブの気持ちを知りながらそういうこと言ったり行動をしちゃうかい、って感じで
同じことは最初にエドワードにも思ったけど、後半になって「そういうふうに考えていたなら仕方ない」みたいに思えます
ホントにベラはエドワード好き好き、ジェイコブも友達として好き、でもじゃっかんひとりよがりな子供っぽさがアレなんですよね
極端に言えばビッチ
エドワードさんは基本的に大人っぽくて、相手の心を読めることもあって行動が紳士的
クライマックス前の雪山での三人のシーンでよくわかります
エドワードさんの「相手の気持ちを尊重しているからこそ」の言動行動はさすがやで
まあ、冒頭の求婚ループは辟易したけどね
基本は三角関係のロマンスが中心なんですが、吸血鬼と人狼族の因縁の根幹とか、カレン一族の一部の重い過去話もあって飽きませんでした
ベラをめぐるラブラブちゅっちゅな話はねっとりしているけど、サイドストーリーはあっさりしていて「あえて深くは言わないけど察しなさい」みたいな演出は好きですね
アクションシーンもほどよいバランスで楽しいし、微妙なグロさがいいスパイスになってます
だけどやっぱり前作までのファン向けな作風に違いはなく、完全に続きものとして作られているんで、いきなりこれを観ても楽しめないのは確か
そういう意味で一本の映画としては評価できないかもしれません
いちおは前作までのまとめが本編前に流れますが、その情報だけでは楽しめないでしょう
というかこれから観ようなんて人はそうそういないか
そんなわけで、今まで観続けてきた人はそれなりに楽しめる内容でしたね
個人的評価:75点
オススメ度:ヴァージンなら仕方ないな
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