出演:パオロ・ボナチェッリ / ジョルジオ・カタルディ / カテリナ・ボラット / アルド・バレッティ / ウンベルト・パオロ・クィナバル
ナチス占領下の北イタリア、公爵、最高判事、大統領、大司教により集められた若い男女
その中から選び抜かれた18人の男女はある屋敷に連れてこられ…
とりあえず悪趣味、とにかく悪趣味、とことん悪趣味な作品でした
本気でこれを「おもしろい」と言ったら引かれるだろうな、と思わざるえない
しかし、まあ、なんていうか、ちょっと観てるうちにおもしろいと思ってきちゃう自分にびっくり。あえて言えばクリビツ
自分の中の新たな性癖を開拓できるかもしれない内容ですね
内容としては公爵、最高判事、大統領、大司教の4人の性的な意味での変態趣味を満足させるため、集められた男女が道具として扱われる、といった感じ
同性愛、折檻、羞恥プレイ、食糞、拷問、場を支配する4人が好きな時に好きな場所で己の変態趣味を発散していきます
この館で行われる狂宴は死すら生ぬるい
そして歯向かったり気に入らない行動をとると懲罰リストに書かれて…
いや、ある意味でほんとにすごい内容ですね
最後の最後まで人権とかいっさい無視してもてあそばれる様を描いてるだけ
なんとなく、ホントになんとなくメッセージめいたものを作品から感じなくもないので、単なる悪趣味映画ってだけの内容じゃない…気がする
最初は普通に「単なる変態プレイ集か」とも思ったけど、不思議な魅力がありますね
特に大統領、こいつはマジもんなんじぇねえの、と勘ぐらざるえない変態演技っぷり
まあ、とりあえずこれだけ言えるのは「興味をもったとしても、わざわざ観るほどのものじゃない」ってことでひとつ
個人的評価:65点
オススメ度:道具として扱われつつ罪は罪として罰せられる
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