監督:コリン・ストラウス / グレッグ・ストラウス(ザ・ブラザーズ・ストラウス)
出演:エリック・バルフォー / スコッティー・トンプソン / ブリタニー・ダニエル / デヴィッド・ザヤス / ドナルド・フェイソン / クリスタル・リード / ニール・ホプキンス / ロビン・ガンメル / ターニャ・ニューボウルド / J・ポール・ボーマー
友人テリーのパーティに誘われて恋人と共にLAにやってきたジャロッド
パーティから一夜明けた早朝、空から謎の光が街に落ちてきて…
なんかけっこう評判が悪いみたいですが、個人的にはめちゃくちゃおもしろかった
なんというか子供の心を忘れてない…悪く言えば精神年齢が低い男が観るとかなりはまると思うんですね
いい年こいて少年マンガのノリとかヒーローもののノリが大好きな自分にとっては、もう最高でした
どうしても「第9地区」と比べられてしまうかもしれませんが、個人的にはこっちの方が好みかも
万人には、特に映画に対してマジメに観るスタンスの人にはオススメできないB級SF作品です
ノリはどっちかというと特撮とかに近い印象はありましたが
早朝、街に落ちてきた光によって知人が消えてしまう
なにが起きたかわからないまま朝日がのぼって街の様子が見えるようになると、そこには地球外のエイリアンの巨大飛行機があって人々を吸い上げていた…
外には人間狩りをするエイリアンがおり、脱出するべきか隠れるべきか決断をせまられる
という序盤の流れ
脱出しようかな、隠れてようかな、と主人公たちがうじうじするパートとエイリアンにこてんぱんにやられるアクションパートがうまく織り交ぜてあり、ちょっとダレそうな雰囲気になるときちんと派手なシーンをはさんでくるので飽きません
ストーリーは皆無で「うわ、ごっついエイリアンでいっぱいだし。どうすっぺ」という人類VSエイリアンとの戦いの裏にある生き残ろうとする一般人のお話
照明を暗くしてなにやら得体の知れないものがうろついている、という感じではなく昼の明かりのもとにもろだしなエイリアンたちがハッスルするあけっぴろげ型モンスターからのサバイバルを描いてます
怪獣ものっぽい感じでどうにもできない相手になんとか逃げようともがく姿が素敵
さらに主人公たちがあたふたしてる間にも街では軍とエイリアンとの戦争が激化していくんですが、そっちをメインにせずにミクロな視点の一般人に焦点を合わせてるのがいいですね
どうやってもかなわない相手から逃げる、その間にも人類的な意味でとんでもなく事態が深刻化していく
こういうタイプの映画でもっとも大切なのがオチ
これはかなり賛否両論わかれると思いますが、超個人的な意見としては「最高」と言わざるえない
あのラストのしめで「かっこいいな、おい」と思ったのは私だけではない、はず…!
続編を早く作ってもらいたいような、あえてこのままの方がいいような複雑な心境ですね
そんなわけで、公開早々の今のところ評価が低い作品ですが、そういった意味でもこれを観て「おもしろい」と思えたら個人的にかなり趣味があいます
まあ、趣味があったからといって「で?」っていう感じですが
個人的評価:100点
オススメ度:エイリアンと拳で語り合う
スカイライン -征服- 予告
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