出演:ヴァージニア・マドセン / トニー・トッド / ザンダー・バークレイ / キャシー・レモンズ / ヴァネッサ・ウィリアムズ / ディジャン・ガイ / マリアンナ・エリオット / テッド・ライミ
鏡の前でその名を5度呼ぶと現れる、右手がかぎ爪の殺人鬼「キャンディマン」
そんな「都市伝説」をテーマに論文にまとめようとしていたヘレンは、ある日、実際に「キャンディマン」が引き起こしたという事件現場に取材に行き…
前に観たような?そうでもないような?とうとうボケの入り口をのぞき気味なお年頃か?シリーズ
いや、ホントにこれ前に観たような気もするけど、実際に鑑賞してみるとあまり記憶にないような気もする
まあ、とりあえず言えることは、自分以外の人にとってはどうでもいいってことですけどね
湖畔の悲しき殺人鬼ジェイソン、悪夢の殺人鬼フレディ、忍び寄る黒い影の殺人鬼ブギーマン、その他いろいろいる怪人系殺人鬼もの
とっくの昔にネタとして出し尽くされ、現代ではリメイクやら類似ものでやりくりしてる怪人ネタですが、90年代ゆえに現れた現代系怪人キャンディマン
都市伝説としての怪人、そして殺人鬼
実在するのか、単なる都市伝説か、幻覚か、霊的なものなのか、あやふやな立ち位置が素敵な存在のキャンディマンさん
と、ここまで書いて言うほどホラーに詳しくないんで、もっと新型の怪人が今でも生み出されてたらゴメンね
話的には都市伝説上の殺人鬼キャンディマンを追ってたら、なんか本物っぽいのと遭遇しちゃってさあ大変、って感じ
で、「これは単なる幻覚とかそんなんじゃね?」という流れと、「いやホントにいるし」という展開がゆるゆると波のように揺れ動きながら物語は進んでいきます
もうちょっと詳しく書くと、キャンディマンというゴースト的なものが存在するか、もしくは多重人格ネタか、という「どっちなんだろうな」と考えながら観るのがおもしろいんですね
平凡な主人公の女性がどんどんと墜ちていく演技がよくできていて、なんというかヒロインなのに気取ったキレイさを捨てる時は思いっきり捨ててる感じがいいですね
そして、一方のキャンディマンですが、こっちもこっちである意味で素敵なインパクトがあります
しょうじき右手のかぎ爪以外は怪しいところはなくて、普通にいい男だから困るような困らないような
ホラー作品として怖いうんぬんというより、こういう都市伝説系の日本で作られがちな作風をアメリカではとっくにやってたんだよ、という資料的な意味で観るのが楽しい一本でした
個人的評価:70点
オススメ度:蜂のシーンがガチなのかどうか知りたい
キャンディマン 予告
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