出演:キャサリン・ウィニック / ケヴィン・ポラック / ブルース・ダーン / ニコラス・トゥッチ / リチャード・ショート
被害者に選択を迫って危害を加える殺人鬼が世をにぎわす
そんな中、フィオナは母の自殺とこの殺人鬼に関連があるのではないかと思い、個人的に調査をはじめるのだった
でた、セールスする気のなさMAXとしか思えない邦題
いろんな映画作品がある中、こんなタイトルを手に取るやつの気が知れねえなあ、おい
と、ありきたりな自虐風ネタでおっぱじめてみましたが、中身は…うん、こんな邦題の雰囲気に合ってる感じでしたね
タイトルの意味うんぬんではなく、印象的に
選択肢を迫って死傷事件を繰り返す殺人鬼と亡き母のつながりを感じた主人公のフィオナ
独自に捜査をはじめると、犯人と思わしき謎の人物からコンタクトをしてきて、じょじょに謎にせまる
そんな感じの内容でしたね
一見、共通点のない被害者のつながりはなにか?
まるでフィオナに自分を探させるゲームを持ちかけてるような犯人の思惑とは?
フィオナの自殺したお母さんにいったい何があったのか?
なにげにそんな謎の広がりがおもしろくて、「どうなるんだろう」という思いがクライマックスまで持続するので意外にも飽きることはありませんでした
はじまりは「SAW」ライクな感じでしたが、だんだんと捜査ものにシフトしていきます
しかし、そこは「コロシノジカン」なんてガッカリタイトルをつけられる作品、ラストのネタばらしにきて一気に観てる方のテンションが急降下
すべての謎に対する答えがしょぼすぎる上によく分からない
そして殺人鬼さんが虚弱すぎて笑えない
いや、もうちょっとがんばろうよってくらい、あっという間に主人公に一方的にボコられて終了とか、ね…
この時点で「ああ、しょうもねえクソ映画だったなあ」とぼやきたいくらいテンションは下がりましたが、最後の最後のシーンでちょっと盛り返しました
「このまま普通に終わるのか」とがっくりきてたので、ちょっと意外でよかったですね
風呂敷を広げてるうちは楽しかったけど、たたみ方がよく分からなくなっちゃってぎゃふん、と、そんな一本でした
個人的評価:60点
オススメ度:フィオナさん、親が刑事だという特権を利用しすぎ
コロシノジカン 予告
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