2011年8月10日水曜日

SAW IV (2007/米)

監督:ダーレン・リン・バウズマン
出演:トビン・ベル / コスタス・マンディロア / スコット・パターソン / ベッツィ・ラッセル / リリク・ベント / アシーナ・カーカニス / ジャスティン・ルイス / サイモン・レイノルズ / ドニー・ウォールバーグ / アンガス・マクファーデン / バハー・スーメク / ディナ・メイヤー / マイク・リアルバ / マーティ・アダムズ / セレイン・ボイラン / ビリー・オーティス / ジェームズ・ヴァン・パタン / デヴィッド・ボイス / ケヴィン・ラシュトン / ジュリアン・リッチングズ / イングリッド・ハート / ニーアム・ウィルソン / ジャネット・ランド / ロン・レア / ジョアン・ボランド / トニー・ナッポ / エマニュエル・ヴォージア / ノーム・ジェンキンス / マイク・バターズ / J・ラローズ


「ジグソウ」の検死中、胃の中から見つかったテープ
連続殺人犯の死後、またゲームがはじまろうとしていた

そういうわけで、SAWだけに、そういうわけでちょっと間があいたけど4ですね
なにはともあれ、前作で一応はまとまった話を今回からどう新展開でみせてくれるのか、そこが楽しみだったんですよ
まあ、このシリーズのファン(?)の職場の同僚からは「ダラダラつづく」と言われてはいたんですが…
うーん、いやあ、ダラッダラですね、マジで

片足棺桶ジジイと娘っこだけでやってたには作業的に無理がなくね?これ力仕事担当の共犯者とかいるんじゃね?
というわけで、ホントにそんな人がいたのかってのをあれこれしてるうちに、仲間の命をかけたゲームにチャレンジする男と、それを捜査してるうちに自分もゲームの一部に組み込まれてしまった男の二段構えの展開
内容的には3のわりとダルダルだった赦す赦さないゲームをメインにもってきて、えっらい蛇足気味なストーリーで固めてみましたって感じですね
そして語られるジグソウのどうでもいい過去話…これはホントにどうでもよくて「なにぃ!そうだったのかあ!」という要素はありませんでした

それでも仲間を救うために捜索しながらも他人の命をかけたゲームに介入させられる男と、それを追いつつ第三者視点で事件を追ってたけど手のひらの上状態な捜査官という二重の捜査劇は緊張感もあってよかった
事件の内側から核心に向かう者と、外側から核心をうかがう者という視点っていうか、そういう構図はおもしろい
まあ、おもしろいんだけど、それをいかしきれてないラストの収束がアレでしたね

しょうじき、今回のラストはよく意味が分からなかった
前作までは道中がちょっとアレでも最後で「あ、そういうことね」と楽しませてくれる要素があったのに、今回は「は?え?ん?」というスッキリしなさがMAXすぎる
一本の映画としてあって困る内容じゃないけど、別になくてもいいよね、と言わざるえない
バトルマンガで宿敵を倒して今回から新展開が始まる、っていうのにいつまでも前の宿敵ネタを引っ張りすぎて新鮮味がないどころか、新たな宿敵みたいなキャラの影が薄くなっちゃってしょんぼり、な様子に似てる
うん、我ながらよく分からない例えだけど、気にしない

見どころのゲーム装置関係もあまりインパクトあるのがなかった気もする、なんとも微妙な一本でした

個人的評価:60点
オススメ度:立つ鳥跡を濁さず、と言いまして




SAW IV 予告


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