2011年10月29日土曜日

007/ドクター・ノオ (1962/英)

監督:テレンス・ヤング
出演:ショーン・コネリー / ジョゼフ・ワイズマン / ウルスラ・アンドレス / ジャック・ロード / バーナード・リー / ロイス・マクスウェル








ロケットに妨害電波を照射する施設を探っていた諜報員がジャマイカで消息を断つ
その謎を追って諜報員007ことジェームズ・ボンドが現地にむかう

実はこんな有名作品も観てないにわか映画ファンなんですシリーズ
というわけで「ダブルオー」派と「ゼロゼロ」派が今日もしのぎを削る問題作の第一作ですね
しょうじきもっと飛んだり跳ねたりトンデモスパイグッズ&マシンでひゃっほーする内容かと思ってたんですが、けっこう地味な捜査ミッションな感じでした
ショーン・ザ・伊達男を堪能する映画といった印象が強いです

なんかジャマイカで航空機に対して妨害電波だしてる施設があるみてえなんだけど、現地のエージェントと連絡つかなくなったんだわ。ジェームズちゃん、ちょっと行って見てこいや
そんな感じで潜入ミッションがはじまるわけですが、渡航直後からすでに敵にはバレバレとか組織のセキュリティー的な問題があまりにアレなんじゃねえの、と思わざるえない
で、敵が罠をはって待ってる現地でジェームズさんが機転をきかせたりラッキーでうまくかわしつつ、あからさまに怪しいのにそれまでノーチェックだった敵のアジトへと向かう、と
ストーリー的にはかなりうっすい感じだけど、出てくるキャラがみんな個性的で、そんなキャラを愛でるための映画といってもいいかもしれません

話の展開はスピーディで飽きる間もなく次々にロケーションも変わり、ストーリーじたいの退屈さからくるつまらなさを軽減してますね
でも変に無音なシーンが長いこと続くのが眠気を誘う時もありますが
あとは敵のボスのキャラも個人的に好きでしたね
知的な紳士なんだけど、あの手とかインパクトもあり、ジェームズと対峙するシーンの掛け合いとかホントにおもしろかった
形だけで中身は小物なインテリボスじゃなく、ホントに大物っぽい振る舞いが素敵でした

と、観終わってから気づいたんですが、これもう50年も前の作品なんですね
うーん、これは「色あせない」系の有名作に入ります
確かに古くささは隠せないけど、今、観てもそんなに違和感がないしおもしろい
大作と呼べるかどうかは別として、娯楽作品としてはかなり楽しめました

個人的評価:80点
オススメ度:うん、どう見ても竜だね。うん




007/ドクター・ノオ 予告



ドクター・ノオ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2007-08-25)
売り上げランキング: 4096

0 件のコメント: