出演:ゲイリー・ビューシイ / ラリー・セダー / ロビン・シドニー / ライアン・ロック / マーガレット・ブライ / ジョナサン・チェイス / ジェームズ・スナイダー
強盗に父と兄を殺された過去を持つサラ
犯人が死刑となる中、アル中になってしまった母ときりもりするパン屋にジンジャーブレッドの粉が届けられ…
うわ、なんか久しぶりに観た気がするわ、こんなクソ映画
このパッケージからして覚悟はしてたつもりだけど、予想以上にひどかった
出だしの過去話で力尽き、あとは現場で酒呑みながら脚本書いて、その場で行き当たりばったりに撮影したんじゃねえのっていぶかしむくらいのデキ
ひらきなおって、もっとコメディよりにしてくれれば救いもあろうが、結果、ホラーとしてもコメディとしてもどっちつかずな中途半端なものになっちゃってますね
クソ映画すぎて逆に笑える、という要素がないのよ、これ
過去、目の前で兄と父を殺されたサラさん
数年後、アル中の母をかかえて細々とパン屋をきりもりしてるところに怪しい人物からジンジャーブレッドの粉が配達される
まあ、業者なんだろうと受け取ってパンを作り始めると、作業中に従業員がうっかり腕をちょっと切ってしまい、粉に血が「偶然」混ざってしまう
普段はどうか知らないけど、サラさんはこの日なんか気分が良かったのか巨大な人型のジンジャーブレッド、ジンジャーブレッドマンを作る
気づかずオーブンに成形したジンジャーブレッドマンを入れて焼いていると「偶然」停電がおき、さらに「偶然」電気トラブルでオーブンがスパークしてしまう
で、死刑になった因縁の強盗犯の魂の宿ったジンジャーデッドマン誕生というわけですが、いやいや、偶然の要素が多すぎだろ
いちお最初に粉を届けたのが強盗犯の母親で復讐が目的らしい…んだけど、ネタバレしちゃうけどラストでこの母親が自分で焼いた複数のジンジャーブレッドマンをサラのところに届けるんですが、うん、その、なんだ、原料を届けるより最初から自分で焼いた方が普通に確実だよね
本編中でも他にも話の展開が穴だらけでいちいちツッコミ入れるのもめんどう
ラストもひどいもので「押すなよ!ぜったい押すなよ!」的なノリでジンジャーデッドマンみずから死にポジションに移動する姿が切なくなるわ
精一杯やった上でのバカ映画、ひらきなおったクソ映画、そのどっちかに分類される雑な作りならB級脳的に楽しめるんだけど、これは単に作りが雑なだけでB級ものの魅力がまったくない
観てて苦痛になる系のクソ映画じゃないけど、まったくおもしろくない一本でした
個人的評価:10点
オススメ度:これで続編があるとか信じられんわ。人気あるのか?これ
ジンジャーデッドマン 予告
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