2013年3月23日土曜日

ワナオトコ (2009/米)

監督:マーカス・ダンスタン
出演:ジョシュ・スチュワート / マイケル・ライリー・バーク / ダニエラ・アロンソ / アンドレア・ロス / マデリーン・ジーマ / カーリー・スコット・コリンズ / ロバート・ウィズダム / ファン・フェルナンデス / ヘイリー・アレクシス・プロス

内装業者のアーキンは実は狙った家の金庫破りを企んでいた
そして決行の夜、忍び込んだものの留守のはずの家に怪しい男の影があり・・・

期待してないで観たらそこそこおもしろいじゃんシリーズ
ある一家が殺人鬼によって容赦なく惨殺されていく、というのはよくあるパターン
そこにひと味加えて、主人公はそんな現場にたまたま忍び込んでしまった泥棒(しかも家の人とは顔見知り)という設定
ホラーとしては微妙なところはあるけど、主人公と殺人鬼のあれこれはけっこう緊張感があっておもしろかったですね

内容としては家中に殺人罠をはりめぐらせて、時には捕らえて拷問する殺人鬼VS家主に同情してなんとか助けようと殺人鬼の罠をかいくぐる泥棒、というもの
殺人鬼に気づかれないように罠だらけの家の中をかけめぐり、傷つきながらも家の人たちとコンタクトをとって助けようとがんばる主人公
この主人公がどう考えても殺人鬼よりキャラがたってるんですよね
要するに定番である殺人鬼の殺しっぷりを楽しむホラーではなく、緊張感ある中でだましすかししながら行動する主人公の姿を楽しむ、ちょっと視点の変わってるホラー

殺人鬼と相対する側のキャラの方がたってる、というのはいい・・・んですが、それゆえにってわけじゃないだろうけど残念な点も大きい
それが殺人鬼側の事情や設定みたいな部分
理不尽でも歪んだ理由でも「殺しまくる理由(背景)」みたいなものが描かれてないんですよね
ざっくりとした目的は語られるけど、「じゃあ、なんでそんなことするの?」という点はスルー
しかもこの殺人鬼さん、トラップとかけっこう巧妙に配置されてるようで雑さが目立ち、なんともいえない小者感のイメージがぬぐえません

別段おもしろいってわけでもないけど、すっごいつまらなくもない
暇を持て余してしょうがない時、ちょっとホラー映画な気分になったら観ても損はないかもしれません

個人的評価:65点
オススメ度:微妙に気合いの入ったオシャレBGMがいいね



ワナオトコ 予告


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