監督:リッチ・ムーア
出演:ジョン・C・ライリー / サラ・シルヴァーマン / ジャック・マクブレイヤー / ジェーン・リンチ / アラン・テュディック
ゲーム世界の中、30年間ずっと悪役をやってきたラルフ
みんなから嫌われ、避けられる生活の中でヒーローみたいにメダルが欲しいと願い別のゲーム世界へ向かう
小さなお子さんがいる親が家族で観る映画といえば?
今まではピクサーものとか、ドラえもん、プリキュアとかそんな系統の作品がパッと思いつきましたが、現代ということを考慮すればまさにこの作品は真のファミリー映画と言っても過言じゃないかもしれません
ファミコン世代で、ヘタすりゃ今でもFPSなどのゲームをしてる親、そして小さい頃からマリオカートとかのゲームがある生活が当たり前だった子供、そんな親子で観ればみんなで平等に楽しめない道理はないだろ、と
もちろん、私みたいなおっさんになっても家族をもたない身分でもゲームネタにニヤニヤしながらじゅうぶん楽しめますけどね!(強がりを多分に含みつつ)
自分が登場するゲームの30年記念、ずっと嫌われ者であり続けてラルフ
ヒーローたちはラルフを露骨にハブって30周年パーティを開催する中、自分をみんなに認めてもらうために主役キャラしか手にすることができないメダルを求めて別のゲーム世界に侵入する・・・というお話
そんな中でプログラムのバグ扱いされてる少女ヴァネロペと出会い、衝突しながらもどこか似たもの同士で絆を深めてなんちゃら、って感じですね
基本はみんな3DCGキャラですが、ゲーム世界が8ビットなキャラたちは動きがカックンカックンするし、ドット絵な表現も多数あります
一方で最新のゲーム世界のキャラはポリポリでぬるぬる動く、と
あとこの手の作品にしては・・・というと失礼かもしれませんが、けっこうストーリーがしっかりしてて単なるゲームを題材にしたネタ映画にはなってません
いくつかの要素が絡みつつ「実は・・・」という展開で、普通に大人も話を楽しめます
ちょっと気になったのは、自分のゲーム世界で死んでも問題なく復活できるけど、他のゲーム世界での死は即消滅を意味するっていう設定がイマイチいかしきれてないかな、と
あとヴァネロペの性格面ね
個人的にここまでクソガ・・・じゃなくて、やんちゃがすぎる性格だとは思わんかったわ
根はいい子、ってのは分かるけど・・・分かるんだけど、ヴァネっちちょっと調子にのりすぎじゃねえの、と思わざるえない
そんなわけでゲーム世代な人なら間違いなく楽しめる一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:軍曹さんマジかっこいいわあ。惚れるわあ
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