出演:悠木碧 / 斎藤千和 / 水橋かおり / 喜多村英梨 / 野中藍 / 加藤英美里
魔法少女という仕組みを知るうちに、キュゥべえに騙されていたと感じるまどか
一方、ワルプルギスの夜という桁違いの魔女が街を襲う日が近づいていた
そんなわけで後編を鑑賞することに
前編でもチラっと感じたけど、ダークファンタジーという雰囲気ながら、なんていうか理系の香りが強くするんですよね
ストーリー運びとか数式のように論理的に構築されているというか、きっちりはっきり組み上げられたプログラムみたいというか、うまく言えないけどそんな感じ
理系の出の自分としてはかなり分かりやすい内容でしたし、あまたの魔法少女ものの根元となるような作りで、ターンAガンダムの真逆を描くような話は楽しめました
次々に友人や知人の魔法少女が命を落としていく中、それにつれて魔法少女という仕組みについて知っていくまどか
結果的に自分たちはキュゥべえに騙されて利用されていただけと思い至る
残る魔法少女であるほむらの謎も明らかになる一方、街を強大な魔女が襲う日、ワルプルギスの夜が近づいていた
現状の魔法少女の戦力では心許なく、まどかにいよいよ魔法少女になるか否かの選択が迫られる
と、しょうじき前編では「主人公?」って感じもしなくもなかったまどかがキチンと主人公として描かれている後編でした
話的にはだいたいの謎が解決した上で「で?すべてが分かった上で、この現実をどうする?」という流れがおもしろかった
計算されたストーリーについて解を得たことで、それをもとにどう行動していくか、かなり興味深く観ることができました
ほむらを通して様々な展開を見せることで、ホントに「おいおい、これどうすりゃいいのよ」という盛り上がりの演出が良いですね
クライマックスからラストにかけても、パッとみた感じではぶっ飛んでるような気もしないでもないけど、ちゃんと頭の中で整理した上で作品として表現できていることはすごいと思う
カオスな流れながらも個人的に非常に分かりやすく感じられました
そして、これの続編(?)としての新編についても、どうなるのかまったく予想できなくて今から観にいく時を楽しみにしたいと思います
個人的評価:85点
オススメ度:いろいろと裏設定もありそうですなあ
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語
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