監督:秋田谷典昭
出演:石田彰 / 豊口めぐみ / 鳥海浩輔 / 田中理恵 / 緑川光 / 能登麻美子 / 田の中勇 / 沢城みゆき
寮生活をすることになった結城理
ある満月の夜、不思議な化け物に寮が襲われる
ということでペルソナ3
個人的に無印からFESまでプレイしてきましたが、ざっくりとした感想としてはゲームの進行をうまくまとめてる感じかな、と
主人公がしゃべるにしてもゲームの雰囲気を壊すことなく、うまく描けていると思います
逆に言えば「ああ、そんなシーンあったなあ」「そうそう、そんな展開だった」という思いだけにとらわれがちかもしれません
寮生活をすることになった結城は、深夜0時をまわると出現する謎の時間帯に遭遇する
同じくその時間帯に活動できる寮の仲間とともに、出没するシャドウと呼ばれる謎の存在と戦うことになる
銃のような召喚器を用い、ペルソナと呼ばれる力を具現化し戦う結城たち
そして、満月の晩、強大な敵が出没する
と、ようするに敵と味方をあわせた設定の説明がメインになっている作品ですね
敵については多少の解説はあるものの、しかしながら肝心のペルソナについてはちょっと説明不足なんじゃないかな
P4のアニメ版やペルソナシリーズのゲームをプレイしたことあるのがじゃっかん前提でないと、ちょっと分かりづらい気がしないでもない
内容的には印象としてバトルがメインになってる感じで、仲間とかのドラマが薄味なのは否めない
特にサブキャラとのからみはなく、仲間との絆みたいな部分もストーリーとして描いているほど深まっている気がしないんですよね
話の流れとして絆みたいな「仲間」という点を描いてはいるんだけど、なんとなく「描きました」という表層的なもののような感じ
それでもクライマックスのペルソナどうしが連携するバトルとかは燃えるし、主人公の性格が変わっていく様子も一作目としてきっかけみたいな部分がよくでてて良かったですね
個人的にはやっぱり主人公の初ペルソナ顕現が一番のクライマックスだったかな
あとは時間軸をねじまげて無理に人気キャラをからめてこなかったのは正解かもしれませんね
時期的にまだ先の登場となるキャラはいちお顔見せで出てくるけど、そんなもんにしといてよかった感じ
というわけで、ゲームのファンゆえにあまくなるけど、仲間どうしのギスギス感も良い感じだし、先が楽しみな一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:この中二病くささがいいんだよ
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