2014年3月30日日曜日

ワン チャンス (2013/英)

監督:デビッド・フランケル
出演:ジェームズ・コーデン / アレクサンドラ・ローチ / ジュリー・ウォルターズ / コルム・ミーニー / ジェミマ・ルーパー / マッケンジー・クルック / バレリア・ビレロ

ずっとオペラ歌手になることが夢だったポール
本格的にオペラを学ぶために学費をえるため、賞金のでる発表会に出場する

じゃっかんイケてない太っちょでいじめられっこ、だけど唯一、その歌声だけは一級品な主人公
というなんかありがちな設定かと思いきや、この主人公、けっこうユーモアのセンスもあるし、恋愛に関してもいざとなれば積極的、なんだかんだでリア充で逆にビックリだわ
いわゆるたったひとつの取り柄以外、人としてなんかうまく生きていけてない系の主人公が光輝く大舞台へ・・・ってサクセスストーリーとはちょっと違いますね

オペラ好きな主人公ポールは歌手になりたいと思いつつも、現実は携帯ショップで働く日々
しかし職場のボスのはからいでメル友の女性とあったことをきっかけに、歌手としての道が拓かれはじめる、と
評判的にぜんぜんワンチャンスじゃねえ、って感じみたいだけど個人的にも同意見ですね
なんとも序盤からピンチになればソッコーでチャンスがおとずれ、あれよあれよと成功への階段を登っていくんだもんなあ

まあ、さすがに登りっぱなしじゃなくて挫折も描かれてる・・・
描かれてはいるんだけど、そう深刻になりすぎない感じで、けっこうあっさりと逆境も乗り越えていくんですよね
そういう意味ではじゃっかん物足りないというか、ドキドキハラハラする要素は薄いかもしれません
やばい、これは本気でやばい・・・ってところからの「おお!きたー!」ってのがないんですよ

良い話ではあるんだけど、感動系に分類される話ではあるんだろうけど、あっさりしすぎな部分が感情をゆさぶってくるところも殺しちゃってる気がする一本でした

個人的評価:75点
オススメ度:工員を負け組みたいに言うな




ワン チャンス 予告

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