監督:トラビス・ファイン
出演:アラン・カミング / ギャレット・ディラハント / アイザック・レイバ / フランシス・フィッシャー / グレッグ・ヘンリー / クリス・マルケイ / ドン・フランクリン / ケリー・ウィリアムズ / ジェイミー・アン・オールマン
ゲイバーで働くルディは客として訪れた弁護士のポールと出会う
またルディは母親が帰らない隣人の子供マルコの面倒をみることになり・・・
ゲイのカップルとダウン症の子供という組み合わせ、しかも時代がゲイに対して差別的な頃の話、そんな3人が本当の家族として暮らしていく・・・って聞いただけで興味がわかざるえない
というかゲイが主人公の話でハズレはそうない、と個人的に思っているところがあります
で、この作品も公開時から興味があったし、なにやら評判もいいので鑑賞にでかけました
弁護士のポールは偶然に訪れたゲイバーで、舞台に立つルディに目が止まる
それはルディも同じでお互いにひかれあう
そんな頃、ルディは隣人の母親が子供をおいて帰ってこないことから、なんとか世話ができないかとポールに相談をもちかける
という感じでゲイであることの風当たりの強さから、そのことを隠して3人で暮らしていく日常とトラブルを描く話ですね
テーマというかけっきょくの大きな問題はゲイであることが社会的に異常視されていた時代の話っていう点
ゲイであることが明るみになればポールは弁護士として致命的だし、同時にルディもマルコと引き離されて暮らすことさえできなくなる
序盤はとにかく良い表情をする3人の楽しい生活っぷりに笑顔をもらえるのがおもしろい
だけどやっぱり小さな幸福すら長続きしないってのは予想できるわけで、ゲイという問題が大きく立ちふさがってきます
そんなゲイ問題がメインになってくるにつれて、この作品の魅力にハマっていきます
観ている方向のズレ、論じているベクトルの違い、確かにゲイのカップルが主人公だし話もそっち方向の社会的なあれこれって流れだけど・・・
で、そんな作品に身を任せて観ているとラストでガツンと不意打ちをくらう、と
自分もふくめ、劇場内でガチ泣きしてるお客さん多数ってラストシーンに自分の感情回路も冷めきってないんだな、と再確認できた一本でした
個人的評価:95点
オススメ度:歌がドラマにリンクしてて、楽曲的にも楽しめた
チョコレートドーナツ 予告
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