2014年5月26日月曜日

青天の霹靂 (2014/日)

監督:劇団ひとり
出演:大泉洋 / 柴咲コウ / 劇団ひとり / 笹野高史 / 風間杜夫 / 柄本佑 / 前野朋哉 / 今井隆文 / 岩井秀人

売れないマジシャンの春夫はみじめな人生に嫌気がさしていた
そんな折り、突如として稲妻にうたれ、父と母が生きる時代へタイムスリップしてしまう

なんとなくは感じてたけど、まんま予告編にある通りの作品でした
ストーリー的にはこの予告から分かる&予測されるものがすべてて、ホントにそれ以上のものはなかったですね
だからといってありきたりすぎてつまらないってわけでもなく、変にありきたりな話をこねくりまわさず、ストレートに描いてる潔さが逆におもしろい
ヘタなアレンジ精神や欲をださずにすべてにおいて直球勝負してる印象

人生に疲弊しきった主人公が過去にタイムスリップ
そこで毛嫌いしてた自分を産む直前の両親と出会い、衝突やらなんやらのフレッシュな経験を得ることで前向きに生きられるようになったり、隠された過去を知ったりしていく、と
ね、ホントに話に関しては予告編をみるだけでじゅうぶんに事足りますわな

悩み、衝突、悲喜こもごも、感情をオープンにぶちまけても、その熱さすら当たり前として受け入れてくれる昭和な時代風景が良い感じで作用してます
苛立ったなら叫べばいい、むかついたなら殴ればいい、苦しいならはき出せばいい、そんなストレートなぶちまけっぷりが個人的に観てていいなあ、と感じられました

一方で感動路線の方向の描き方は悪くはないんだけど「どっかでみた」感が否めない
あと、思ったほどコメディの要素は控えめだったのは意外だったかな

個人的評価:75点
オススメ度:鯨を食いたく…いや、なんでもない




青天の霹靂 予告

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