監督:ジョン・カラン
出演:ミア・ワシコウスカ / アダム・ドライバー / ローリー・ミンツマ / ライナー・ボック
オーストラリアにて愛犬とともに砂漠の横断を計画するロビン
そのために荷運び用のラクダを手に入れ、調教しようとするのだった
砂漠の旅という人生をなんたらで、自分を見つめなおすとか、そういうめんどくささが思ったよりひかえめだった
色々と意味は観た人が考えればいいとして、とにかく旅そのものを描いてる感が強い
けっこうコミカルな部分が多く、過度なドラマティックさを期待してると肩すかしをくらうかもしれん
そんなことより砂漠を横断しようぜ、って感じで旅に必要なラクダと金をなんとかせにゃと気張るロビンさん
まあ、でも準備も本番の旅もそううまくはいかねえ、という様子を描いた内容でした
人生の縮図たる出会い&別れ、自分見つめなおしロードムービーの要素もあるけど、やっぱりラクダと出会う人たちとの旅の様子を楽しむ旅映画に近い印象をうけました
世捨て人の様相でストイックに自分の力のみで旅に挑むわけでもなく、周りの人の好意には積極的に甘える
そのくせにグイグイ絡んでくるめんどくさい連中はノーサンキューで、変に頑なな面がある
あっさり旅の目的を見失ってみたり、強い想いで歩みを進めたり、矛盾する様子が観ていて楽しい
砂漠であっさりなくしたコンパスを見つけたり、アクシデントと解決がご都合展開くさいところもある
けど、ディギティとエディさんという萌えキャラの存在にいろんな意味で大きく支えられている作品でした
個人的評価:80点
オススメ度:ラクダやつらおとぼけフェイス系かと思いきや、キレ顔がマジで怖い
奇跡の2000マイル 予告
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