監督:スティーブン・フリアーズ
出演:ベン・フォスター / クリス・オダウド / ギョーム・カネ / ジェシー・プレモンス / ダスティン・ホフマン / リー・ペイス / ドゥニ・メノーシェ / エレイン・キャシディ
ロードレース選手のランスは身体的な有利を得るために運動能力向上薬に手を染める
そんな折、彼の体はガンにおかされ…
心の持ちようや根性という日本人にとって耳に心地の良い言葉を並べつつ、違う方向へガッツの熱量を使う主人公が不思議と魅力的に目に映る
ドーピングががバレそうにいなったり、時にはバレたり、疑われたりするつど不利をくつがえす情熱が加速していく様子がおもしろい
強さと脆さ、英雄として成功者の道を進むようにも病的に破滅へ向かっているようにも見える演技もいい
ただ思ったより淡々と話が進み、ドラマティックな盛り上がりや自転車競技の臨場感がある熱い描写が薄い気がする
それゆえに特に序盤では眠気を誘う部分もあった
自分も周りも騙し貫く主人公とその顛末、というキャラクター性には強く惹かれるけど、それだけと言われればそんな気もする一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:バレるレベルかどうかでみんなやってるんだろ、と悪いイメージを抱かざるえない
疑惑のチャンピオン 予告
0 件のコメント:
コメントを投稿