2016年7月24日日曜日

神様の思し召し (2016/伊)

監督:エドアルド・ファルコーネ
出演:マルコ・ジャリーニ / アレッサンドロ・ガスマン / ラウラ・モランテ / イラリア・スパダ / エドアルド・ペーシェ / エンリコ・オティケル

堅物な外科医トンマーゾは息子が聖職者になると伝えられる
その予想外の発言に困惑して、なんとかしようと画策するのだが…

とにもかくにも主人公周りの家族やその他のキャラたちのポンコツっぷりが素敵すぎる
笑いあり、笑いあり、笑いあり、そしてまさか最後にグッとくるものがあるとはちょっとふいをつかれたようで印象深い
愛すべきキャラ祭りの中でもやっぱり義理息子とその仕事仲間の存在は強烈で、神父を招いた偽家族芝居シーンは、笑えるだろうと心構えがあってなお大爆笑
そんな笑いの中でも主人公と神父の大人としての友情の描写がよくできていて、若い世代の友人関係とは違うぎこちなさがよかった
そしてラスト、医者と神父という立場を最大限にいかした展開に引き込まれる
分かりやすく、明快な終わり方に気持ちよく鑑賞後の余韻を楽しめた一本でした

個人的評価:85点
オススメ度:知的障害演技にナイトライダーのパイロット版を思い出す



神様の思し召し 予告

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