2016年7月25日月曜日

ロスト・バケーション (2016/米)

監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:ブレイク・ライブリー

母の思い出のビーチへやってきたナンシー
サーフィンをして楽しんでいると、そこへサメが襲いかかってきて…

クリーチャーじみたサメでもなければ、特に死に様ショーでもない、マジメなサメ映画でした
岩礁に取り残された主人公がサメに襲われてどうしましょ、という内容は安易に理解できるけどそれで一本撮りきっているのは勇気がある
美しい海と情景、ノリノリのBGMでサーフィンという明の中でも時おり不安をあおるシーンがはさまれたり、すっきりしない曲の使い方だったりで気味の悪さの引きがうまい
いざサメが出現したらしたで、それに襲われないようにという展開じゃなく、襲われてしまってどうしようという流れが一気に緊張感を高める
全体的にドキドキしたり主人公を応援したりと自然と力が入ってしまう
それでいてカモメがいい感じで緊張を解きぼぐし、次のピンチへのめりはりとして作用していていい
しょうじきB級感は否めないし、喝采するほどの何かはないけど、ネタっぽいサメ映画が多い中でマジメに丁寧に作っているのは好感がもてた

個人的評価:75点
オススメ度:鯨とかカモメとか宗教くさくならなくてよかった



ロスト・バケーション 予告

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