監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス / フェリシティ・ジョーンズ / イルファン・カーン / オマール・シー / ベン・フォスター / シセ・バベット・クヌッセン
負傷し意識が朦朧とした状態で病院のベッドで目覚めるラングドン
そこへ銃を持った襲撃者が現れ、訳の分からないままに病院関係者のシエナと逃げ出すのだった
スイッチを押すとか押さないとかの話じゃないのか、と原作未読なので思いつつ主人公とともに訳の分からない状況に流されるままに流されました
人物の裏側にドラマが隠されているようで、あまりそこら辺にはふれず見栄え重視の娯楽作品として作りました、という印象が強かったですね
しょうじきかなり大味な感じは否めず、出だしから主人公がポンコツ状態じゃなければ即企みは瓦解してたんじゃなかろうか
とにもかくにもそんな不調な主人公のしゃきっとしない様を延々とみせられ、話がよく分からないままに流されるのがなんか微妙にストレスがたまる
観ていても「おい、なんかそいつおかしなこと言ってるけど?」と思ってもロバートさんは気づかないもどかしさ
展開もシリーズのお約束なのかワンパターンな裏切りうんぬんな感じだし、個人的な思いとしては連続ドラマとして、一話一話のラストで「実はこうだった」という謎が分かっていく方が盛り上がる気がする
見せ場はあるのに、尺の都合なのかなんかサラっと大切な部分がどんどん過ぎ去っていく
なんか知らんけど美麗な名所、迫力のある追跡劇、そこに謎解きの要素がからんで盛り上がるには盛り上がる一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:老いはどうにもならんけど、トムおじさんの見た目の劣化が一番アレかもしれん
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