監督:ペドロ・アルモドバル
出演:エマ・スアレス / アドリアーナ・ウガルテ / ダニエル・グラオ / インマ・クエスタ / ダリオ・グランディネッティ / ミシェル・ジェネール / スシ・サンチェス / ロッシ・デ・パルマ
ある日、知人女性から連絡がとれなかった娘を見かけたと言われるジュリエッタ
そんな娘に手紙を書く形で彼女の過去、その当時の心境が明かされていく
純粋な愛というか、愛のかけ違いによって語られるジュリエッタという女性の物語にぼんやりと引き込まれる作品でした
しょうじき特になにか大きなことがあるでもなく、この映画になにも引っかかりを感じない人もいるだろうというのは想像に易い
男女、親子、親友、それぞれのボタンをかけ違えたような愛が、物事に悲劇的な結末をもたらす
それでいて同時に予期せぬ新たな悦びを引き寄せる、そんな純粋なようなひねくれてるような感情が、見知らぬ異国の感性に触れているようでむずがゆい
なんてことはないんだけど、個人的になぜか二度見したくなるような小さな引っかかりがあって不思議と退屈さはなかったですね
ラストもここで終わってくれたらいいな、というところでしめられるし、強くはないながらも印象に残る一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:背中合わせの出会いとファック
ジュリエッタ 予告
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