2017年1月18日水曜日

ネオン・デーモン (2016/仏・米・デンマーク)

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:エル・ファニング / キアヌ・リーブス / カール・グルスマン / クリスティーナ・ヘンドリックス / ジェナ・マローン / アビー・リー / ベラ・ヒースコート

モデルとしてNYにやってきたばかりの少女ジェシー
メイクのルビーと親しくなる中、事務所とも契約し順調に活躍を続けるのだった

これは本当に観て楽しめる人を選びすぎる作品で、観客としてMの素質があるか試されいる気がしないでもない
とりあえずどんな内容かいっさい不明なまま話が進み、観ていて不安になる要素ばかり矢継ぎ早に描いてくる
それはもうわけ分からなすぎてお手上げの一歩手前、かなりギリギリの線を攻めてきていて、感覚的に痛みに値を上げる寸前の刺激を感情にずっと与えられている感じ
主人公の少女としての純真さとずる賢さのアンバランスさ、視覚的な怪しさ、感情を逆撫でするBGMが加わり、これは本当に意味不明すぎて真顔で苦笑すら浮かべられない人がいても不思議じゃないと思う
話も「まだ終わらないの?」という終盤のねばりがなんとも言えず、唐突でもいいから話をまとめてもうこの作品から解放してほしいと感じずにいられない
そういう部分がマイナスに受け取るでなく、苦痛さがなんかくせになる気持ちよさに思えるかも?という私にとってはなにげに楽しめた一本でした

個人的評価:70点
オススメ度:この映画のおかげでソフトSMに悦びを覚えられる気質があると自覚できた



ネオン・デーモン 予告

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