監督:ルイ・レテリエ
出演:サム・ワーシントン / リーアム・ニーソン / レイフ・ファインズ / ジェイソン・フレミング / ジェマ・アータートン / アレクサ・ダヴァロス / タイン・スタペルフェルト / マッツ・ミケルセン / ルーク・エヴァンズ / イザベラ・マイコ / リーアム・カニンガム / ハンス・マシソン / アシュラフ・バルフム / イアン・ホワイト / ニナ・ヤング / ナタリア・ボディアノバ / ニコラス・ホルト / ヴィンセント・リーガン / ルーク・トレッダウェイ / マーティン・マッキャン / ポリー・ウォーカー / ピート・ポスルスウェイト / エリザベス・マクガヴァン
海で拾われ、漁師の息子として育てられたペルセウス
ある日、神々に反旗を翻したアルゴス兵たちと神の戦いに遭遇、それに巻き込まれハデスによって両親と妹を殺されてしまうのだった
ハゲでマッチョな軍神とか出てきませんから
最近の映画ゲーム関連でのギリシャ神話の流れはなんなのかわかりませんが、この作品もそんなギリシャ神話もののお話
CGで表現されたクリーチャーたちとの戦闘が、いちいちかっこいいアクション作品でした
天涯孤独になったペルセウスを拾ったアルゴス兵たちに連れられて城にきたものの、そこにハデスが出てきて「俺、次の日蝕にすごい怪物とき放って、この国つぶすから」と言われてさあ大変
しかもペルセウスは実は半分神様の血が流れるデミゴッドという存在だと分かり、なんとかしようというアルゴス兵の仲間たちと怪物をやっつける方法を知るために旅にでる、という内容
なんかリメイク作品らしいですが、にわかな私としては原作とか知らないんだからね!みくびらないでよね!
見所はやっぱりCGバリバリのアクションシーン
いやあ、本当にすごい迫力でスピード感もあっておもしろい
特にクラーケンさんがマジでかっこよすぎで小便もらしました
ああ、このCGバリバリと分かっていながらも燃える戦闘シーンはいいわあ
そして、この映画はみごとに見所がそれだけってところも潔くていいわあ・・・なんて思えねえから
序盤の前置きと戦闘以外の冒険パートが、マジでクソつまらないことこの上ない
ペルセウス以外の旅のお供が出てくるのはいいんだけど、その人間関係的な絆とか友情とか信頼、愛みたいなものが、うすっぺらいアドベンチャーパートのおかげでまったく観てる側に伝わってきません
仲間がピンチになったり自己犠牲で戦いを切り抜けても、まったくなんの感慨もないからどうしようもない
もう、ね、ここまで露骨に「CG駆使したクリーチャーバトル撮りたいだけッスから!」と開き直ってる作品とか言葉もありませんね
観てても「あー、はやく次のクリーチャー出てこねえかな」としか考えられない退屈っぷり
あとは主人公がいまいち魅力がない
もう思い切って神の力を解き放って能力者バトルすればいいじゃない、と
人間にこだわるのはいいけど、その決意とか悲壮感が伝わってきませんから
そんなこの作品ですが、戦闘シーンだけは本当にいいんで、他のことをしながら盛り上がる音楽が流れてきたら画面を見るくらいでちょうどいいかもしれません
個人的評価:50点
オススメ度:クレイトスはやくきてくれー
タイタンの戦い 予告
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