2011年11月27日日曜日

キミとボク (2011/日)

監督:窪田崇
出演:中村蒼 / 坂本真綾 / 小林優斗 / 中村映里子 / 谷川昭一朗









生後約3ヶ月の迷い仔猫とマンガ家を目指して上京してきた青年
七夕の夜に出会ったふたりの、ふたりだけの日常生活がはじまる

友だちとして寄り添う猫とマンガ家を目指す青年の暮らしを描き、勇気をもらえる物語
では、そこから内容を想像してみてください
と言われて大概の人が思いつく、まんまな内容でしたね

猫目線でナレーションを入れた作品で、青年と過ごす年月の中で”ただ寄り添う”それだけなのに温かい、というのを目指してるのかもしれませんがこの作品じたいに感情に訴えてくるものがない
良い話は良い話なんだけど、それだけ
先が読めすぎる展開、別に目新しいことはなにもなく先人が作ってきたプロットをなぞってるだけ…な気が素人目にはしました

肝心の猫との生活を平均的なダイジェストにしてるんですが、もっと”ここをみせたい”というポイントに足を止めて重点的に描いてほしかったかも
猫との友情、日常、喜び、辛さ、すべてがダイジェストになってしまってる感じ
ほろ苦いカフェオレみたいな印象で”勇気がわいてきてほっとするミルク”の部分が際だたない
個人的には冷めかけたブラックコーヒーに一滴たらされたミルク、みたいのを観たかったかな
なんか言ってることがよく分からないかもしれませんが

個人的評価:50点
オススメ度:仔猫の神がかってる感じの演技はすごい




キミとボク 予告


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