監督:エイトール・ダリア
出演:アマンダ・セイフライド / ジェニファー・カーペンター / ダニエル・サンジャタ / セバスチャン・スタン / ウェス・ベントリー / キャサリン・メーニッヒ / エミリー・ウィッカーシャム / マイケル・パレ / ニック・サーシー / ソクラティス・オットー / ジョエル・デヴィッド・ムーア / テッド・ルーニー
心に闇をかかえて何かに怯えて暮らすジル
ある日、妹のモリーが家から忽然と姿を消したことから、ジルの恐怖の過去がよみがえり・・・
主人公のおかれた状況は妄想による戯言か、それとも本当に起こっていることなのか、というわりとよくあるタイプのサスペンスミステリー
しょうじきこの手の作品は途中の流れはどう作っても、それなりに緊張感があっておもしろくできると個人的には思えますね
ただし、そのオチにかかる期待値というのはハンパないものがある、と
誰でもお手軽に作れてそこそこおもしろい話だけど、ラストしだいで大きく評価が分かれるタイプ
日々を何かに怯えて暮らすジルは、妹のモリーが忽然と家から姿を消したことに半狂乱におちいる
警察に行って事情を話しても調書をとることもされず、まったく相手にされない
ジルは過去に森の中の深い穴に監禁誘拐された経験があり、命からがら逃げきったものの犯人は捕まっていない
しかしながら当時、彼女の証言をもとに大々的に捜査した警察はなんの痕跡も見つけられず、結果、精神病患者としてジルの妄想ということになっていた・・・
そんな中で再びの事件がおこり、必死に自己流で捜索するジル、逆にジルの行動から過激な危険人物として追う警察のお話ですね
ジルパートでは小さな手がかりから犯人(?)につながる道が見えてきて、警察パートでは精神病患者認定されているジルが銃をもちだして強引に独自捜査している彼女をなんとか逮捕しようと追う
そんな展開を観てる側は事件は彼女の妄想なのか、それとも本当に起こっていることなのか揺さぶられながら楽しむ、といった感じ
単調な捜査シーンだけじゃなく、要所要所にちょっとしたカーアクションかとはさんでくるんで途中経過に関しては飽きることなく楽しめますね
で、肝心のオチですが・・・
さすがにネタバレはしないけど、個人的には微妙に「これじゃないかな」という印象が否めない
このラストはちょっと素直すぎるんじゃないかなあ
もっと複雑に絡み合って「そういうことだったのか」「おまえだったのか」というのを期待してたけど、あんまりそういうのは感じられなかった
特に最後の手紙は蛇足すぎると言わざるえない
どうせなら家に戻った気持ちのままに貫いてほしかったかな
個人的評価:75点
オススメ度:新米刑事がイケメンすぎて存在感ありすぎな件
ファインド・アウト 予告
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