監督:大谷健太郎 / さとうけいいち
出演:水嶋ヒロ / 剛力彩芽 / 優香 / 山本美月 / 大野拓朗 / 栗原類 / 海東健 / ホラン千秋 / 丸山智己 / 城田優 / 安田顕 / 橋本さとし / 志垣太郎 / 伊武雅刀 / 岸谷五朗
東と西に大きく分断された世界、幻蜂家の若き当主の清玄は悪魔の執事セバスチャンとともに女王の命にそって行動していた
そんな中、清玄に大使館員の連続ミイラ化事件の早期解決がオーダーされる
原作はかなり有名な作品ながら、そこはにわかっぷりを発揮して個人的に未読なわけで
ちょっと調べてみたら、どうやら映画版はオリジナルストーリーということなんで鑑賞してみよう、と
そうはいってもちょっとは原作とリンクしてる部分もある、のかな?
思ったよりスイーツっぽい雰囲気は抑え目で、ミイラ描写とかけっこうダークな面あり、見応え十分な殺陣ありと娯楽作品としても普通に楽しめました
世界は大きく西と東に分かれ、西側に君臨する女王とそれに対する東側という図式になっていた
女王の命によって動く「女王の番犬」幻蜂家の若き当主、清玄伯爵は常に悪魔の執事セバスチャンと共に行動している
ある日、要人たちが生きた状態から急速にミイラ化する事件が発生し、清玄にその早期解決の命令が下される
というストーリーで、いきなり冒頭から言葉で作品の設定が語られ始めた時はじゃっかんイヤな予感がしたのは確か
まあ、だけどそんなイヤな予感もスタイリッシュな殺陣が展開されたことで杞憂に終わり、すんなり作品に入っていくことができました
序盤は清玄とセバスチャン周りの説明的なシーンが多いものの、けっこうストーリーの展開も早くて飽きない
だけど中盤以降、個人的にだけどじゃっかん話の展開のテンポが崩れてきてる気がしないでもない
作品全体の勢い的な部分でだんだん息切れしていってる印象で、もうちょい最後までシャープに洗練した作りにしてくれれば個人的にはもっと楽しめたかも
中途半端に続編を狙ってる感ありありな登場人物・場面の描写もちょっと鼻につく
それでも見応えじゅうぶんなアクションシーンと、けっこうハマってるキャストたちの存在を追ってるだけでも、良い意味で「普通に」娯楽作品としておもしろい
と、一部では剛力さんの評判がアレですが、ドラマ「私の嫌いな探偵」での扱いも含め、やっぱり出演者さんは使いどころによるってのが大きいと感じた一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:セバスチャン、悪魔的に変身とかしないのね
黒執事 予告
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