監督:ギャビン・フッド
出演:エイサ・バターフィールド / ハリソン・フォード / ベン・キングズレー / ビオラ・デイビス / ヘイリー・スタインフェルド / アビゲイル・ブレスリン / アラミス・ナイト / スラージ・パーサ / モイセス・アリアス / カイリン・ランボー / ノンソー・アノジー / コナー・キャロル / ジミー・ジャックス・ピンチャク / スティーブ・レイ・ダリモア / アンドレア・パウエル
未来の地球では異星人による侵攻にあった教訓から、次なる攻撃に備えて子供たちを艦隊指揮官として訓練していた
エンダー・ウィッギンはその秘められた実力を買われて大いなる期待のもとに訓練生としてむかえられる
とりあえず何が「禁断のサード」だったのか読みとれなかった私は、どこか重要なシーンを見落としたんですかね
それはそれとして、設定からなにから全体的に小さくまとめすぎて、作品じたいがちっちゃくなっちゃてる印象がしました
ホントに主人公の半径数メートルの世界だけ、しかも表層的な部分のみを描いてる感じでどうにもちっさい作品
エンダーくんはなにか家庭の事情を抱えてて、どうにか異星人と戦う艦隊に配属されて人生的に成功しなくちゃとがんばっている
そんな事情はどうでもいいとして、とりあえず戦術の才能を見いだされたエンダーくんは艦隊指揮官訓練生として訓練&下克上な日々にいそしむこととなる
ライバルやらイヤな奴、友人、気になる異性と出会いつつ様々なバトル訓練で才能を開花させてゆく、と
まあ、スペースハリー・ポッターみたいな感じで
しょじき主人公はエヴァのシンジくんとダブる部分があるけど、子供っぽい所と大人以上の悟った所をあわせ持つキャラクターは魅力的でおもしろい
というかこの作品でおもしろく感じたのは、そんな主人公の存在だけでしたね
ストーリーも好みといえば好みなんですが、いかんせん尺的にも技術的にも作品として描ききれてないかなあ、と
主人公の周囲以外の状況描写が壊滅的で、世界がどう動いているとか、敵の異星人がどう動いてるとか、艦隊がどんな事情になってるのか、という外堀に触れないってどうよ
しょうじき訓練生以外の艦隊の人間にしたって主人公に頻繁にからんでくるハリソン・フォード、一緒にいるおばちゃん、黒人軍曹くらいしかいない印象(終盤にはもうちょい増えるけど)
設定、主人公の内面についても説明不足な感じがするし、この話と世界を描ける力量があるか否かは別にしても、少なくても前後編くらいに分けて作った方がよかったんじゃなかろうか、というくらい尺足らず&ダイジェスト感がした一本でした
個人的評価:60点
オススメ度:いっそテレビドラマでやればいいのに
エンダーのゲーム 予告
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