監督:近藤真広
出演:白濱亜嵐 / 山下リオ / 鈴木伸之 / 波岡一喜 / 鈴之助 / 羽場裕一 / 板尾創路
高校卒業を目前に片思いの美月になんとか告白したいと思い悩む涼太
そんなある日、校舎に隠された研究施設を見つけた彼は、そこでクローンの研究が行われていると知り…
どうせアレだろ?7日間をカウントダウンしていって、ラストの1日で急展開の大逆転ってタイプなんだろ?分かってる分かってるよ
という邪推だけは微妙に外れてちょっとだけ感心した、なんて上から目線に言ってみたとこだけがこの映画の良かった部分
まあ、あるていどは覚悟してたものの、ここまで深夜ドラマっぽい作りを隠さない作品も珍しいんじゃないですかね
結果的にVシネっぽくなっちゃった映画、二時間ドラマみたくなっちゃった映画というのはよくあるけど、最初から最後まで深夜ドラマな作りを通した点はいろんな意味で勇気あるなと思わざるえない
高校卒業間近なある日、涼太は思いを寄せる女子の美月を呼び出すための手紙を書き、放課後に誰もいなくなった教室で机に忍ばせようと画策する
なんとか目的を果たした時、床に落ちている謎のパスを広う
その帰り、校舎で教員の田口が校舎の隠し扉に入っていくのを目撃した涼太は、拾ったパスを使ってその扉の先にある実験施設に迷い込む
そこで知るクローン研究のデータの中に自分のものもあり…
という展開が軽い感じで説明され、事態はオリジナルとクローンのふたりの涼太が出会ったことで青春ハイスクールラブコメがはじまるッ!
って、訳わからんわな
ようするにクローンとオリジナルがラブコメする、そんな企画モノ深夜ドラマだと思えばいいんじゃないですかね
全体的に古くさいラブと寒いコメで構成されており、深夜ドラマとしては「まあ、つまらなくはない」という作品
深夜ドラマ深夜ドラマと連呼してるけど、ホントに映画として観ることができない
自分も含めてだけどこれを金を払って観た人は、有料チャンネルにお布施した上にじゃっかんハズレ引いたと思って泣き寝入りしましょう
なんて書いてるとひどくクソっぽい作品みたいだけど、どうしようもないレベルのつまらなさではないんですよ
そこまで無理なSF描写じゃないし、背伸びしてない作りゆえに観ててキツイものはそう感じないし
オリジナルがクローン実験体に選ばれた基準とか、一般人に実験のことをベラベラしゃべることとか、けっこうでかいツッコミどころを気にしないで広い心でまったり観られる精神を養いましょう
個人的評価:50点
オススメ度:なんだかんだでクローンに救いがなさすぎだろ
セブンデイズ リポート 予告
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