監督:三池崇史
出演:生田斗真 / 仲里依紗 / 山田孝之 / 上地雄輔 / 岡村隆史 / 堤真一 / 吹越満 / 遠藤憲一 / 皆川猿時 / 大杉漣 / 岩城滉一
交番のダメ巡査の菊川玲二は懲戒免職になる
そして、潜入捜査官として暴力団の数寄屋会へ潜り込む任務が課せられる
三池崇史こと世界のMIIKEが得意のバイオレンスコメディを撮ったとあっちゃ観ずにいられない
というかMIIKE作品は地雷臭が強烈にしててもつき合わざるえないってのが個人的な習性
とりあえず予告編だけは「なんかおもしろそう!」と思わせてくれるMIIKE監督、この映画もそんな感じなんだろうなと期待せずに鑑賞しました
が、なにこれ、なんか普通に娯楽作品としておもしろくて逆に驚かされたわ
曲がったことは嫌いだがスケベでバカなダメ巡査の菊川玲二
ある日、懲戒免職を言い渡されるが、実は暴力団の数寄屋会へ潜入捜査官として潜り込む任務のためであった
潜入捜査官、モグラとしてテストをパスした菊川は組織に接触するためにチンピラを装って行動するうちに数寄屋会の若頭である日浦と出会う
と、まあ、とりあえず軽いバカなノリでバカな主人公がバカをやりつつバカで乗り切っていく作品ですね
基本はコメディタッチながらちゃんとバイオレンスすべき点は押さえられてるんで、あんまりにも軽くなりすぎてるという感じはしない
ギャグもコテコテながらしつこすぎないし、熱い部分も暑苦しくなりすぎてなく、暴力表現もエグすぎない、と全体的にバランスが良い
主人公をとりまく登場人物も強烈な個性の持ち主なんだけど、見た目のとんでもないくせにこの作品の中だとけっこう違和感なく存在してる感があるんですよね
何はともあれ主人公の気持ちいいくらいのバカっぷりを、頭からっぽにして楽しむ娯楽作品な一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:あえて続編はなしの方向でこれ一本で終わってほしい気がしないでもない
土竜の唄 潜入捜査官 REIJI 予告
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