監督:クリストファー・スペンサー
出演:ディオゴ・モルガド / ローマ・ダウニー / グレッグ・ヒックス / エイドリアン・シラー / アンバー・ローズ・レバ / ダーウィン・ショウ / セバスチャン・ナップ / ルイーズ・デラメール
奇跡と言葉の力により弟子と支持者を増やすイエス
しかし律法に背く行為だとユダヤの大祭司ににらまれてしまう
とりあえず個人的に宗教的なアレな感じでもないし、しょうじきイエスの話について詳しいわけでもないです
あくまでひとつの映画としてこの作品を鑑賞してみました
しょぼいVFXと前半のダイジェストっぽい描き方から、ちょっと残念感は漂いながら、クライマックスはちゃんと力を入れてましたね
さすがにこの映画ゆえのストーリーとして意外性があるわけじゃないけど、主人公の暑苦しいくらいにくどい痛みの演技は強烈に印象に残ります
とりあえず主人公であるイエスが弟子と支持者を増やして、エルサレム入りするまでの課程は最小限のダイジェストっぽく描かれてる感じ
元々の話を詳しく知らない身ながら、有名な場面をチョイスして映像化してつなぎあわせてるように思えた
そんなふうにずっとドラマ性もなくダイジェストで終わっちゃうのかな、と思ってたらエルサレムでの話がはじまる中盤からが本編でしたね
ローマ軍とその総督の圧制に苦しむユダヤ人に、暴力とししての力ではなく奇跡と言葉の力で向き合い支持者を増やしていく主人公のイエスさん
でも本筋はローマ軍じゃなく大祭司との対立部分だったんですね
最初は小者かと思ってた大祭司がどんどん前面に出てきて、代わりに冷徹なマシンキャラかと思ってた総督がけっこう人間的に描かれてておもしろかった
でも、やっぱり宗教的な知識があった方がよりいっそう深く楽しめる感じがするのは否めない
有名(だと思われる)なシーンの映像再現に心動されながら観るのが正しい鑑賞姿勢なんでしょうね
映画としてはドラマティックな部分を求めると物足りないかもしれないけど、終盤の人として当然ながら苦痛にあえぐイエスさんの姿だけは見応えありました
個人的評価:70点
オススメ度:さすがに海上浮遊シーンは笑いそうにならざるえない
サン・オブ・ゴッド 予告
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