監督:ジョン・カーニー
出演:キーラ・ナイトレイ / マーク・ラファロ / ヘイリー・スタインフェルド / アダム・レビーン / ジェームズ・コーデン / シーロー・グリーン / キャサリン・キーナー
レコード会社をクビになったダンは、ふいに寄ったライブハウスでグレタの演奏に惹かれる
デモテープもない彼女と契約するために、ニューヨークの街でゲリラ収録を敢行することになる
わりと最近、こういう音楽系の映画が目立ってきているような気がして、ジャンル的に好みな私としては嬉しいかぎり
特にこの映画は予告を見た時から、その曲も趣味にあうものだったので期待してました
で、結局は音楽的な要素ももちろんですが、思ってた以上にロマンス的なドラマ部分が多く、普通に映画としても堪能できて満足です
レコード会社をクビになり、家族ともギクシャクしてるダン
恋人デイブの音楽活動を自分を殺してサポートしてきたのに、ほかに女を作られて別れることになったグレタ
そんなふたりが偶然に出会って路上収録という無茶をやるうちに化学変化で素晴らしい曲が仕上がっていく
と同時にそれぞれのロマンスな展開もいろいろと並行して描かれていく作品ですね
恋人や家族とのあれこれってところはありきたりかもしれないけど、収録が進んで良い音楽が形になりつつある中でのドラマの展開は引き込まれるものがある
グレタの曲だけでなく、デイブやほかの劇中曲でホントに音楽的な要素が楽しめます
じゃっかんレコーディングのダイジェスト感はあるけど、ほかの部分で耳を癒してくれるので物足りなさはない
そしてダンとグレタそしてデイブのドラマ部分も見逃せない流れになってくるからいいですね
特にデイブとかネタ&憎まれ対象な存在かと思ってたのに、捨てキャラに終わらないのもいい
音楽もドラマも楽しめて、なにげにサントラもほしくなる一本でした
個人的評価:85点
オススメ度:人はそう簡単に変わらないだろうな、という現実は考えない方向で
はじまりのうた 予告
0 件のコメント:
コメントを投稿