監督:ジョシュ・ブーン
出演:シャイリーン・ウッドリー / アンセル・エルゴート / ローラ・ダーン / ナット・ウルフ / サム・トラメル / ウィレム・デフォー
末期ガン患者のヘイゼルはサポートグループの集まりでひとりの男性ガスに出会う
そして、ある小説をきっかけにすっかり意気投合するのだった
この感動をSNSに投稿うんぬんで鑑賞前の気分を害し、同じ文句で鑑賞後の気分をぶちこわされる、そんな作品でした
といっても劇場で鑑賞したからだろ、って言われればそれまでだけど、こういう押しつけは本当にカンベンしてほしい
内容が日本人が大好きな難病ものだけに、こういう売り方なのは大人の事情として仕方ないのかもしれんけどね
で、肝心の作品としては先が読めまくるのはちょっとアレだけど、生きている登場人物たちがすごく魅力的に描かれていました
末期ガンのヘイゼルと、ガン治療で足を切断したガスが出会い、ヘイゼルの好きな小説についてあれこれやってるうちに良い感じの仲になっていく、と
いつ終わってもおかしくない日々の中、ふさぎこみすぎない明るい青春要素を絡めてくるのはアメリカンらしいかも
かといって負の部分もきっちり描き、軽すぎず重すぎない雰囲気はいい塩梅と言わざるえない
気持ち悪いほどに良い人ばかり出てくるわけでもない登場人物たちもおもしろく、雰囲気とキャラたちのつむぐ物語としては最高に楽しめる
ただ、ちょっと個人的に「こういう展開になるんだろうな」という素人予想が、まさかまんま的中しちゃったストーリーが残念
よくある日本的な難病もの、みたいな感じで「よくある外国映画の難病もの」という個人的な思いこみの枠からはみだしてほしかった
そんな感じで良い作品ではあるとは思うけど、すっごい良かったと言い切れない部分もある一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:こんなのでにわかファンの間でOKがはやると思ったら大間違いだ
きっと、星のせいじゃない。 予告
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