監督:サム・テイラー=ジョンソン
出演:ジェイミー・ドーナン / ダコタ・ジョンソン / ジェニファー・イーリー / ルーク・グライムス / マーシャ・ゲイ・ハーデン / マックス・マーティーニ / エロイーズ・マムフォード / ディラン・ニール / リタ・オラ / ビクター・ラサック / カラム・キース・レニー
若くして大企業のトップに立つ男クリスチャン・グレイ
アナは友人の代わりに彼のインタビューに訪れ、そのことを機にお互いに惹かれていくのだった
まさにエロスだね、って感じだけの映画
変態プレイの中でも「グレイさん、それでもまだ本気モードじゃないんでしょ?」という秘めた狂気がいつ解放されるのか、ということだけが引きつけられる魅力として最後まで鑑賞に耐えられるけど・・・
原作とか知らないけど、ホントによく分からん作品としか言いようがない
続きをどうするかこの作品の稼ぎしだい、みたいな逃げっぽいラストと思わざるえない
なんか知らんけどアナに特別なものを感じたグレイさんが、向こうも好意を持ってくれてることをチャンスにものにする
で、なんとか自分の性的嗜好をアナに理解してもらおうと、飴と鞭やちょっと自分を抑えたり妥協したりして快楽へ続く道をじょじょに開拓していく、みたいな内容
変態趣味を自覚してるグレイさんが、なんとか嫌われないように丸め込んで快楽マックスプレイしたいんだが、というソフトに攻めるのがもどかしい
逆に言えば、ちょっと前まで優しかった彼が一転して激しい狂気の本性を見せて無理矢理・・・というありがちな展開じゃないのはおもしろい
で、いつブチギレて本気だすのか、ってのをわくわくせざるえないわな
恋愛と快楽という部分も楽しめるけど、やはりふたりの距離間が近づいたり離れたりするだけの展開は眠気を誘う
クライマックスのプレイによるグレイさんの表情は盛り上がるけど、どうにもラストの投げっぷりはどうにも
話じたいも中途半端な部分もあるし、せっかく登場させた家族たちの存在意義も宙ぶらりんな気がする微妙すぎる一本でした
個人的評価:60点
オススメ度:追加料金で黒いのが透けるメガネをください
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ 予告
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