監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:アーミー・ハマー / トム・ウィルキンソン / ウィリアム・フィクナー / バリー・ペッパー / ヘレナ・ボナム・カーター / ジェームズ・バッジ・デイル / ルース・ウィルソン / ブライアント・プリンス / メイソン・クック / JD・カラム / ハリー・トレッダウェイ / ジェイムズ・フレイン / ホアキン・コシオ / マット・オレアリー / W・アール・ブラウン / ティモシー・V・マーフィ / ギル・バーミンガム / ロバート・ベイカー / リュー・テンプル / レオン・リッピー / スティーブン・ルート / ブラッド・グリーンクイスト / ランス・ハワード
1933年、ある少年が見世物小屋で老インディアン、トントに出会う
トントはキモサベと呼ぶ白人の仮面の男、ローンレンジャーと自分の活躍の話を語り出す
予告を見るかぎり、ローンレンジャー&トントが敵か味方か不二子ちゃんポジションの謎の女に翻弄されつつ、悪を討つために大暴れ・・・という印象だったんですが、詐欺レベルに近いくらい謎の女はその表現じたい過剰演出でしたね
実際はローンレンジャー&トントのでこぼこコンビが時に息のあったコンビプレイで、時に反発しあいながら悪者をやっつけるためにはっちゃける、と
地方検事のジョンが列車で故郷に帰る中、そこに居合わせた死刑囚が暴れ出す
同じく囚われの身であったインディアンのトントを巻き込みつつ、ジョンは罪人を追うが逃がしてしまう
後日、故郷の凄腕テキサスレンジャーの兄と仲間たちとともに罪人を追うが返り討ちにあってしまい・・・
という内容ですが、もう最初っから老トントの語りという形で話が展開しつつ、いきなりふたりで強盗したんだよって始まるスタートダッシュは嫌いじゃないですね
過去を時系列順に絵本みたいに語られるより、けっこう先もきになるしおもしろい
だけどおもしろいのはローンレンジャー誕生からちょっと話が進んだところまで
なんかストーリーを進めだしたとたんに退屈に
しょうじき話じたいはつまらないし、そこまで大げさな何かがあるってわけでもないんですよね
そこに復讐か不殺か~先住民が~トントの過去が~とか中途半端に描かれるものだから退屈さに拍車をかけます
唯一の眠気ブロッカーであるシルバーさんの存在があったからよかったものの、ホントに長い中だるみに悩まされました
そっからのクライマックスは今の今までが嘘だったかのように、いっきに盛り上がります
うーん、序盤とクライマックスのおちゃらけアクションみたいなノリをなんでずっと通しでやらなかったのかなあ
というくらいにホントに序盤とクライマックスはおもしろい、超盛り上がる
トントのおとぼけっぷりは笑えるし、おちゃらけながらもなにげにすっごいアクションが展開するのも良いんですよね
とにもかくにも序盤とクライマックス以外の部分が退屈すぎる、ってのが残念すぎる一本でした
個人的評価:75点
オススメ度:シルバーさんのキャラが一番おもしろいわあ
ローン・レンジャー 予告
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