監督:トッド・フィリップス
出演:ブラッドリー・クーパー / エド・ヘルムス / ザック・ガリフィナーキス / ケン・チョン / ジェフリー・タンバー / ジャスティン・バーサ / ポール・ジアマッティ / ジェイミー・チャン / マイク・タイソン
タイで挙げられるステュの結婚式を前にダグ、フィル、ステュ、アランそして新婦の弟テディはちょっと一杯呑むつもりだった
しかし、一夜明けフィルは見知らぬ部屋で目を覚まし、あげくにテディが行方不明になってることに気づく
これだよ、この突き抜けたバカコメディこそ個人的にツボに入りまくる作風ですよ
前作の要素をほぼすべてをパワーアップさせ、どっちかというともうやりすぎの部類に入るクレイジーっぷりが楽しすぎる
特にステュのデビルっぷりとアランの変人っぷりにいっそう磨きがかかってますね
もうフィルが普通の人、コメディ作品におけるボケを引き立てる重要なニュートラルな存在になってるし
しょうじきストーリーとかどうでもよくて、テディを捜す道中でトラブルに巻き込まれまくりな感じを楽しめばそれでいいんじゃなかろうか、と
記憶をなくした一夜ってのをいい味付けにして、その後の道中でのアクシデントの連続がテンポよくていい感じ
わりとステュメインのシーンが多くて、幸せの絶頂から自分の中のデビルのせいでアレになってく様が楽しすぎる
どんだけステュいじりするんだよってくらいのやりすぎ感が素敵です
で、ちょっと気になる点もあります
邦題がちょっと分かりづらくて、これが2作目だと知らないで観るとちょっとついていけないところがあるかもしれません
完全に続編なので前作ネタもかなりあるし、登場人物もしかり
特にチャウの存在が今作ではちょっと大きいので、いきなり今作を観てもついていけないこと必至でしょう
あとはそのチャウの存在がキーになりすぎていて、メンバーがはめをはずしすぎた晩のつけが回ってくる感が薄くなってるのも事実
あとは本編でひろいきれない伏線をカメラ画像で回収するのはしょうじき卑怯かな、と
そこはやっぱり上手に本編に絡めてほしかった
それでもテディの行方についての解答編は前作よりマシになってるし、ひどいラストソングも最高に素敵です
パワープレイも前作よりパワーアップしてる感は否めないですが、個人的には最高に楽しめた一本でした
個人的評価:90点
オススメ度:シイタケ
ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 予告
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