出演:山崎裕太 / 奥菜恵 / 反田孝幸 / 小橋賢児
ある小学校の夏休みの登校日、学校で打ち上げ花火を横から見たらどうなるか議論になる
その日の花火大会で確認することとなる中、典道は気になる女の子なずなとの関係も微妙になって…
前回のオリンピックものに続き、今回も季節に合わせて作品を選ぼうシリーズ
ファンタジーでノスタルジックで甘酸っぱい、そして若々しい出演者の演技にニヤニヤできる作品ですね
「あの時ああしてれば~」という誰でも一度くらいは思う出来事、そしてそれがホントに時を戻してやりなおせるんじゃないかと淡く信じてる部分もあった幼少期、そんな「もしも」を現実的でありつつファンタジックに描いた秀逸な内容でした
遊び半分の水泳競争で親友に負けた主人公の典道、そのことが分岐点となりひそかに想っていた女の子が親友に告白してしまう
花火大会やら女の子の家の事情やらありつつ、典道少年は「あの時、俺が勝ってれば…」と強く後悔することになる
そっからさらにまあ、色々あるわけですが、最初こそヒロインの存在がちょっと作品に合ってない感が強かったんですが、あえてその引っかかるような存在がファンタジックな要素を引き立たせて後半になるほどなじんできます
どこまであがいてみても、どうにもならんものはどうにもならん
でも、結局おなじとこに帰結したかのようで、打ち上げ花火の件やヒロインの心持ちは大きく変わってきている
大局は変えられないけどすべてが無駄になってるわけじゃない救いの要素が気持ちいい
個人的には最後に主人公の足の傷が見えて、実は今までのはずっと…というちょいトリッキーなのを期待してたけど、思った以上に素直でまっすぐな作りでしたね
とりあえず「やっぱり女の子の方が現実見えてるよな」と痛感せざるえない一本でした
個人的評価:85点
オススメ度:セーラームーン!
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