2012年8月21日火曜日

アベンジャーズ (2012/米)

監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニーJr. / クリス・エヴァンス / マーク・ラファロ / クリス・ヘムズワース / スカーレット・ヨハンソン / ジェレミー・レナー / クラーク・グレッグ / トム・ヒドルストン / ステラン・スカルスゴール / コビー・スマルダーズ / ポール・ベタニー / イェジー・スコリモフスキ / グウィネス・パルトロウ / サミュエル・L・ジャクソン






人類に無限のエネルギーを与えてくれると期待される未知の物質四次元キューブが神ロキにより奪われる
異世界への扉を開く鍵ともなりえるそれを奪還するため、まとまりのない怪物、ヒーローたちが集められる

どうせ御曹司がメインなアイアンマン外伝みたいなノリなんだろ、と観る前までは思ってたけどけっこう各キャラにスポットをあてて魅力的に描いてましたね
シリアスな展開で地球が大ピンチな重厚さを描くストーリーではなく、けっこうライトでクソ脚本なヒーロー&ロキのチャーミングな(?)あばれっぷりをただ楽しむだけの内容
ヒーローたちがまとまるまで無駄にダラダラとグダってるのが気になるし、あんまりにもうっすいストーリーにぎゃふんだけど、アクションシーンだけはさすがにおもしろかった

とりあえず作品のつかみとして超小者臭しかしないロキを単独で出してきて、あとは各キャラの紹介描写、ヒーローたちのガチいがみ合い、これだけで作品の半分を占めるってのはどうかと思うんだ
もっと早い段階で小規模でもいいから敵の軍隊が襲撃してくる展開があってもよかったんじゃなかろうか
あとハルクの設定がなんかだいぶ特別視されてたけど、映画版観たことない私にとってハルクのなにがそこまでヤバイのかイマイチ伝わってこなかった
いや、まあ、実際のあばれっぷりをみればわかったけど

それでもクライマックスのスーパーマーベル大戦なバトルアクションはテンション上がる
ド派手でかっこいい中にもユーモアがちりばめられ、個人的にはホントにキャプテンがかっこよすぎて惚れるわ
映画版ではどうもパッとしなかったソーもこの作品ではかなり魅力的に描かれてるし、もはやギャグ担当としか思えないハルクの扱いも楽しい
中でも一番かがやいてたのはロキだけどね
もうあまりにかませ犬な存在すぎて逆に魅力あふれるわ
ソー以上に神として威厳がなさすぎで素敵です

最後の最後のオチもけっこう個人的には好きかな
定番なオマケ演出で終わりかと思いきや、ああいうユルイしめもアリですねえ
モヤさま風にしゃべれよ!とツッコミたくなるわあ

個人的評価:75点
おすすめ度:色々と裏設定ありそうだけど、まあ消化不良だわな




アベンジャーズ 予告

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