2012年8月24日金曜日

ex (2011/南ア)

監督:アラスター・オア
出演: ブランドン・オーレ / マイケル・トンプソン / クレイグ・ホークス / インゲボルク・リードマイヤー / ライアン・マクケット / クリスティアン・ル・ルー








巨額の報酬がもらえるというある薬物の臨床実験に集まった4人の男女
4人は薬をのみ、目を覚ますと銃で武装した傭兵によって人の気配のしない病棟に隔離され…

ザ・投げやりな邦題ですが、まあ、バイオなんちゃらとか付けるよりかは多少あたまを使ってる…かな
あんまりなタイトルで内容が伝わりづらいですが、ようするにバイオハザード系のお話ですね
基本的にオチだけは考えたけど、他の外面の部分はどっかの映画の模倣というか「あの作品みたいな、ああいう画が撮りたい」みたいなノリで作られてる気がしてならない
全体的に手堅く作ってはあるけど面白味はあんまりなかったですね

前半は臨床実験の怪しさに気がついた一同が仲間割れやら、アクシデントやらに遭遇して「この実験ってなんなのさ」的なサスペンスタッチで進み、後半は完全にモンスターパニックなホラーになります
いわゆるいろんな方向に派生したゾンビ映画もの、その一種
ゾンビの造形、特性も別段珍しいところはないし、襲われても銃で撃っては逃げるの繰り返しで緊張感や恐怖感は皆無ですね
こういう作品のお約束である「あいつは感染したのか?どうなんだ」みたいな疑心暗鬼で仲間うちでも緊張の糸が張りつめる展開もない

それでも「これはいったい何の実験なんだ」という疑問点だけは最後まで継続するので、そういう意味ではそれほど退屈はしないかもしれません
まあ、オチ的にはなんか無理があるというか、「うーん、あ、そうなんだ。ふーん」レベルなのは否めない
B14の女の人とか結局なんなのか微妙に分からんし、なんとも消化不良なところもある
ゾンビものとして「こういう理由でゾンビ化するんだよ設定」のひとつとしては面白いけど、ただそれだけかなって感じがした一本でした

個人的評価:65点
オススメ度:あからさまに挙動不審すぎる男に普通に声をかけ続ける元警官って…




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