監督:キム・ジウン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー / フォレスト・ウィティカー / ジョニー・ノックスヴィル / ロドリゴ・サントロ / ジェイミー・アレクサンダー / ルイス・ガズマン / エドゥアルド・ノリエガ / ピーター・ストーメア / ザック・グリフォード / ジェネシス・ロドリゲス / クリス・ブローニング / ハリー・ディーン・スタントン
ある田舎町を守る正義感の強い老保安官レイ
そんな町へ脱走した大物麻薬王が向かっているとFBIから連絡が入り・・・
とにもかくにも完全にシュワちゃんで成り立ってる映画
ゆえにシュワちゃんが画面に映ってない、特に前半の場面の多くが退屈きわまりないんですよね
内容じたいと主演俳優、両方で高めあってひとつの作品としておもしろくなってるならよかったんですが、ちょっとシュワちゃん依存がすぎてる印象が強い
でも無理をして痛々しく描かれるシュワちゃんじゃなく、ちゃんと”今の”等身大のシュワちゃんがそこにいて、それがかっこいいからまだ救いがありますが
老保安官レイのおさめる小さな町で起こる殺人事件
時を同じくして大物の麻薬王が護送中に手下によって脱走、その逃走ルートからレイの町に向かっている可能性が出てくる
そんな中、レイは殺人事件と脱走犯につながりがあるのではと気づく
とりあえずブルース・ウィリスとはまた違う、年をとってなおがんばる主人公を演じるシュワちゃんを堪能しましょう
さすがの貫禄というか、体にちょっとは年相応のガタがきていても、どっしりと構えた重戦車のような力強さが画面からあふれ出てますね
そんなシュワちゃんをおがめる冒頭と中盤以降はいいんですが、序盤の麻薬王とFBIのやりとりが退屈すぎてつまらんわあ
そんな眠気ポイントさえ乗り切れれば、町を舞台に保安官たちがはっちゃける脱力系銃撃戦というお楽しみが待ってます
じゃっかん「ホット・ファズ」を思い出すようなドタバタ銃撃戦は素直におもしろい
そこからはもう「ザ・シュワちゃん」という流れで最後まで飽きません
ただし、あくまでB級映画としての「おもしろい」なので注意
雰囲気としては「シュワちゃんが昔に出演してた小粒なアクション映画」みたいな感じですかね
多くを望まず、御大いまだ健在なりというのを確認するための一本ということで
やっぱりもうちょい大作な感じのでババンと主演復帰してもらいたかった、という気がしないでもないのは否めないかな
個人的評価:65点
オススメ度:麻薬王さんの無駄なスーパードライバー設定とかどうなんよ
ラストスタンド 予告
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