2013年4月28日日曜日

アイアンマン3 (2013/米)

監督:シェーン・ブラック
出演:ロバート・ダウニー・Jr / グウィネス・パルトロー / ドン・チードル / ガイ・ピアース / レベッカ・ホール / ステファニー・ショスタク / ジェームズ・バッジ・デール / ジョン・ファヴロー / ベン・キングズレー

アベンジャーズの激しい戦い以来、精神的に不安定なトニー
一方、アメリカではテロ行為を繰り返すマンダリンと名乗る男が世間を騒がせていて・・・

なんつーか、ホントに「アベンジャーズ」の続きとして描かれてましたね
1、2、アベ、とシリーズとしてはけっこう変則的につながってるんで、これを観るならアベもチェックしとかないと楽しめないかもしれません
で、アベを観るなら・・・って感じで今からアイアンマンシリーズをキチンと追おうとするとめんどくさいかも
今後のソーとかキャプアメとかもそんな感じになるんかな

ストーリーとしては単純で、悪役としてマンダリン率いるテロ組織があらわれて、これと戦うと
悪役が入れ替わっただけで基本的な流れは同じ
だけど今回は主人公であるトニーさんのピンチが続くため、過去3作つづいてきた主人公にしては英雄化による安心感がなくて楽しめた
とはいえ都合悪く発作が起きる主人公、都合悪く機能が最初から万全じゃないアーマー、そこへ都合悪く敵が奇襲してくることでのピンチなんでかなり展開的には乱暴ですけどね

個人的に強さのインフレで悪役がどんどん強大になっていき、それに合わせてスーツを強化していく、みたいな単純なものじゃなかったのはよかった
しょうじきトニー自身もスーツもはなから万全である状態だったら、今回の敵はそこまで苦戦するような相手じゃない感じですね
かといって敵側に魅力がないってわけじゃなく、最初こそ「ちょっと地味?」と思ったけど、ラストバトルではけっこう存在感を主張してきて良キャラに描かれてます

前半のアイアンマンらしくない、苦戦続きのちょいシリアスな流れからじょじょにトニーさんの軽いノリも生きてきて、コミカルなシーンもあり、盛り上がるクライマックスと作品のバランス的には個人的にシリーズで一番いい感じと思えましたね
話の流れに引っかかりを感じるけど、そこはコミック的なヒーローものと割り切れば楽しめる
それでもシリーズとしてけっこう重要なことをさらっと流して描くラストはちょっとアレかもしれませんが

あと劇場に観にいく人はホントに最後の最後まで、場内の明かりが点くまで席を立たない方がいいかもしれません

個人的評価:85点
オススメ度:あの人の見た目が変わりすぎて、気づきづらいわ



アイアンマン3 予告

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