監督:ヤルマリ・ヘランダー
出演:サミュエル・L・ジャクソン / オンニ・トンミラ / レイ・スティーブンソン / テッド・レビン /ビクター・ガーバー / フェリシティ・ハフマン / マフメット・クルトゥルス / ジム・ブロードベント
13歳になった少年オスカリは、フィンランドの山奥の森でハンターの力量を示す試練を受けることになる
一方、その上空では米国大統領を乗せた飛行機がテロリストの標的にされていた
ザ・そこそこってな感じの微妙さに満ち満ちた映画でした
「俺はやるぜ」的なふてぶてしいルックスなのに、ハンターの腕前はからっきしな主人公オスカリのギャップはおもしろいけど、見所はそれくらいかもしれん
かといってクソつまらないわけでもなく、大きな満足感はないけどまあまあ楽しめる
敵に襲われて飛行機から脱出し、森に落ちた大統領が頼りになるのは半人前のハンターだった
と、予告から読みとれる内容まで話が進むまでけっこう時間がかかり、さらにテロリストたちと対峙するまでさらに時間がかかるゆったりペースな展開
かといって森で野獣に襲われてとか、急な発熱でとか、食料が尽きてとか、そういったサバイバルな要素はないという物足りない感があふれざるえない
オスカリと大統領の友情も一夜のトークでがっつり深まったり、なんか描くポイントの力の入れどころがよく分からない
そこそこのアドベンチャーに、そこそこのアクション、そこそこの男同士の友情、そしてすっきりしない敵との決着にテンションが上がりきらない
最初こそ主人公オーラが感じられないオスカリが、いざ話が進んでいくとけっこうチャーミングで魅力にあふれる存在となり、最後にはばっちりかっこよく見えてくるっていう成長要素だけは楽しめる
個人的評価:70点
オススメ度:タフとかそういうレベルじゃない、フリーザー落下に耐えられる肉体
ビッグゲーム 大統領と少年ハンター 予告
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