2012年3月13日火曜日

ウェイキング・ライフ (2001/米)

監督:リチャード・リンクレイター
出演:ワイリー・ウィギンズ / イーサン・ホーク / ジュリー・デルピー / リチャード・リンクレイター / ローレライ・リンクレイター / トレヴァー・ジャック・ブルックス / チャールズ・ガニング / ビル・ワイズ / アダム・ゴールドバーグ / スティーブン・ソダーバーグ / ガイ・フォース / スピード・レヴィッチ / グローヴァー・ギル






ある列車の中で目覚めた男はある駅で降りてボートカーに乗り、同乗していた男に見知らぬ場所でおろされる
そしてそこで車にひかれ、再び見知らぬ場所で目覚め・・・

うーん、これはなんというか「難しい」わあ
最初は刻々と揺れる画面演出とシーンごと人物ごと、または瞬間瞬間で変わるアニメーションのタッチという映像表現を楽しむもの、と思ってたんですがそうでもない
会話が洪水のようにあふれていてそのすべてを受けようと思うと、個人的にけっこうきつくって眠気が襲ってくる
つまりどういう映画かというと説明はしづらいんですが、短編で短くまとめてくれたらうれしかったという印象が強いのは確か

場所や人物がとりとめなく入れ替わり、主人公の男はそこで目の前の人物の哲学的な思想的な演説を一方的に聞かされる
時には見知らぬ者同士の会話を自分抜きで聞かされる
本当にその言葉は洪水のように押し寄せてきて、同時に目を引く独特のアニメーション表現に気を取られる
そんな見た目に気を取られていると会話から取り残されてしまう感じ
けっこう難しいことを言う人ばかりなので頭の回転がよくない私はついていくのが難しかったですね
というかほぼ理解できてない

それでも最後にはなんとなく「こういう話なのかあ」と分かる作りにはなってるので安心といえば安心かもしれません
だからといってすべてを理解できた、とはぜったい言えないですけどね
まあ、とりあえずラスト20~30分くらいを注意して観ておけば「ああ、そうね」くらいは分かるんで、あとは斬新な映像表現な作品としてとらえてもいいんじゃないでしょうかね
ダメですかね
おそらく、たぶん、きっとこの作品の会話にはすべて意味があって、それをきちんと理解できればかなりおもしろい内容・・・なんじゃないのかな

個人的評価:65点
オススメ度:じゃっかん観てて酔いそう




ウェイキング・ライフ 予告


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