2012年3月29日木曜日

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (2005/日)

ディレクター:野村哲也
出演:櫻井孝宏 / 森川智之 / 伊藤歩 / 小林正寛 / 鈴木省吾 / 森久保祥太郎









荒廃した世界を蝕む奇病「星痕症候群」
そんな中、クラウドのことを「兄さん」と呼び、「母さん」を探し求める謎の三人組が暗躍する

はるか昔にDVDで観たんですが、その後、コンプリート版を購入して積んでたのを見つけて鑑賞しよう、と
前に観た通常版の時はしょうじきあまり良い印象じゃなかったんですが、それに30分近い新規カットを追加してさらに他のシーンも大幅にリテイクしてるってんでちょい期待したんですが…
まあ、なんというか「ぼくがかんがえたスタイリッシュアクション」なだけの作品でしたね
B級と割り切って作ってればアレですが、たぶん制作陣は本気でカッコイイものを狙って作ってたんでしょうね
ちょっと本気がすかってるかっこ悪さを感じざるえない

ストーリー的にはゲームである本編のファイナルファンタジーVII(以後FF7)をプレイしてることが大前提で進みます
キャラや世界観の大ざっぱな設定を省いて、ゲームやった人に狙いを絞ってるわりにちょっとストーリーが薄すぎる気がしないでもない
設定的な部分はいいとしても、かんじんの話が「敵が目的のために探し物をしてる」ってだけですからね
そんな中でずるずるずるずると主人公サイドが戦いに巻き込まれたり、巻き込んだりしてぴょんぴょん跳ね回ってバトってる…という印象しかない

あと気になったのがシーンとシーンのつなぎ方の粗さ
ホントに切って張ったようなシーン展開で、切り替わった時にたまに「ん?これは時系列的にちょっと前にもどったのか?いや、そうでもないのか?」と感じるところがちょこちょこありましたね
そしてもっともアレだなあ、と思ったのは「エアリスパワーを使いすぎ」
ここぞってところで1回、あっても2回くらいなら許せるけど、ピンチのたびにちょくちょくエアリスパワーで状況を打開していく様はさすがに萎える

まあ、そうは言ってもこれを観てたら久々にゲーム版をプレイし直したくなったのも事実
きょうびダウンロード販売で即プレイもできるし…
思い出は思い出のままにしておいた方がいい気もしないでもないですが

個人的評価:60点
オススメ度:どんだけ美形ばっかな世界なんだよ、と




ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン PV


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